honor6 PlusをAndroid 5.1+EMUI 3.1にアップデートすると、オンスクリーンキー寄せが出来なくなるのが不便

ファーウェイのSIMフリー端末「honor6 Plus」の先行アップデートテスターに参加して一歩先にAndroid 5.1+EMUI 3.1を体験していますが、ひとつ気になる点があります。


honor6-plus-emui31

honor6 PlusのAndroid 5.1+EMUI 3.1アップデート内容は上記のとおり。基本的にKitkatからAndroid 5.1 Lollipopにアップデートされる内容ですが、外観はファーウェイ端末特有のEMUIとなっており、基本的なデザインに大きな変更はありません。

honor6 plus one hand ui
ただ一つ気になったのが、honor6 Plusに搭載されていた片手操作用のUI。honor6 Plusの現行バージョンでは本体を素早く左右に傾ける事でバック・ホーム・タスクのキーを傾けた側に寄せる事ができましたが、EMUI 3.1からはスワイプすることによって画面ごと縮小表示する仕組みに置き換えられました。

これのメリットとしてはバックキーだけでなく、アプリの上の方にあるボタンなども片手で操作できること。honor6 Plus現行バージョンでは指の届かないボタンを寄せる機能がないので、アプリによっては非常に便利そうです。

一方で、画面全体を縮小してしまうため、せっかくの5.5インチの大画面が有効活用できなくなるというデメリットもあり、これが大変不便に思いました。現状自分のAndroidの使い方ではTwitterクライアントのSobaChaなどの指の届く位置にUIが集約されているアプリや、右にキーボードを寄せることができるIMEのATOKなどを中心に使っており、大画面端末に関しては「あとはバックキーさえ近くにあれば」といった状況。そのためhonor6 Plusの「オンスクリーンキーだけを左右に寄せる事ができる」という機能は大変重宝していたのですが、次回のメジャーアップデートでこれが不可能になり、届かないバックキーを寄せるためには画面ごと縮小するしかない状況になってしまいました。

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他の機能としてオンスクリーンキーを並べ替えるというものもファーウェイ端末には搭載されているため、対策としてこれを使ってバックキーを右側に置く、いわゆる「GALAXY風」なレイアウトにする事で代替する事もできますが、今度はタスクキーが遠くなってしまいます。使用頻度はバックほどではないものの、やはりKitkat時代のキーのみ寄せる機能が恋しいですね。

Android 5.1のアップデートは9月30日に配信予定。発売後にLollipopが配信されるのは国内の格安スマホSIMフリー市場では珍しくありがたい事ですが、この機能を愛用しているユーザーはよく考えてアップデートしたほうが良いかもしれません。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のサイト作りと愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブとカフェ開拓。2022年1月1日からガジェットVtuberとしてYouTubeも始めました!