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Xperia XA Ultraレビュー。iPhone 7 Plusと1mmしか変わらない、6.0インチ狭額縁スリムファブレット

キリカ(管理人)

ソニーの6.0インチスマートフォン「Xperia XA Ultra」をレビューしていきます。




Xperia XA UltraはソニーのXperia XA・Xperia X・Xperia XZの三段ラインナップのうち普及モデルのラインナップに位置するXperia XAシリーズの大画面モデル。以前レビューしたXperia XAと同じく狭額縁ボディとなっており、左右のベゼルが極限まで細くなっています。外観やベゼルについての詳細は以前書いたファーストインプレッションにて写真を掲載しています。


スペックとしてはプロセッサがMediatek MT6755 Helio P10、RAMが3GB、ストレージが16GB、ディスプレイが6.0インチFullHD(1080×1920)、バッテリーが2700mAh、カメラが2150万画素、インカメラが1600万画素といったところで、Xperia XAと比べるとRAMが3GBに増えているため余裕を持って使えるかと思います。

AnTuTuベンチマーク


AnTuTuベンチマークのスコアは4.9万。Xperia XAの4.7万と比べるとやや高くなっていますが、やはり普及機のXAシリーズというだけあって処理性能は低め。

サイズ感



5.5インチディスプレイを搭載したiPhone 7 Plusとサイズ感を比較したところ。6.0インチディスプレイを搭載しつつも、狭額縁によってかなり横幅を抑えられていることがわかります。



iPhone 7 Plusの横幅は77.9mm。Xperia XA Ultraは79mmということで、iPhone 7 Plusとたった1.1mmしか変わらない横幅になっています。iPhoneのPlusシリーズを使っている方であれば違和感無く手に持てるサイズ感です。

画面のDPIを変更する事でXperia Z Ultraライクな操作感に



Xperia XA Ultraは初期状態ではスマートフォンサイズのDPIとなっており画面上のアイコンが大きくなっていますが、PCがあればこれを変更し、Xperia Z Ultraのようなタブレットに近い感覚で使えるように変更可能。設定方法の詳細は以下の記事から。6.0インチの大画面を有効活用するのであれば画面をより広く使える設定に変更するのは非常におすすめできます。

POBoxは国内版Xperiaのものを移植可能


Xperia XA同様、Xperia XA Ultraはソニー製文字入力システムのPOBoxをプリインストールしていません。サードパーティのIMEをインストールすることも可能ですが、以前紹介した記事の手順でPOBoxを移植する事が可能。また上記の方法で画面のDPIを変更した状態でも画面サイズに合わせて片手操作モードが利用可能です。

片手操作


片手操作モードの完成度はあまり高くないといった印象で、特にホームボタンをダブルタップで通知を下ろす機能に関してはアニメーションがあまりに遅く、ストレスを感じるレベル。画面縮小はXperia C5 Ultraから引き続き搭載しており、こちらは画面の隅からスワイプするというジェスチャーに慣れれば問題なく使えるといった印象でした。

カメラ性能

Xperia XA Ultraのカメラで撮影した作例をいくつか。





高い画素数で精細な風景を得意とするXperiaシリーズですが、Xperia XA Ultraも例に漏れずその傾向のカメラといった印象。XAを冠するXperiaは最も低価格帯のラインナップではあるものの、Xperia Z4以降に搭載された料理認識もしっかり機能して補正しており、低価格ながら意外と使えるカメラなのではないかと思います。

タップノイズが走る問題も

低価格帯を感じさせる問題点ですが、イヤホンを繋いだ状態でディスプレイをタップするとイヤホン側の音声に「プチッ」というノイズが発生するようです。音楽を聴きながら本体を操作したりといった使い方をしたい方はストレスが溜まるかもしれません。




総評として、6インチの大画面端末を狭額縁で送り出してくれたソニーにはよくぞやってくれたと褒めたい絶妙なサイズ感に仕上がっており、XAシリーズであるのが本当に惜しい機種だと思いました。ベゼルの細さは日本市場に出回っている他のどのスマートフォンより細く、6インチ端末としては最小クラス。フレームもプラスチック製だったXperia XAと比べると見た目の差は見られないものの、素材が金属になっており高級感が向上。ベゼルもXperia XAと比べて更に細さに磨きがかかっており、Xperia XAとは単なるサイズ違い以上の差があります。是非この方向性でディスプレイ品質やスペックを上げ、スピーカーをステレオにしたXperia X Ultra、欲を言えばXperia XZ Ultraを出してほしかったところ。

Gangstar海外の3D系のオープンワールドゲームなどは大迫力でプレイできるものの、タップノイズが発生が発生したりスペックが最先端ではないところでやはり国内のリズムゲームなどには向かず、ベゼルの見えない狭額縁ディスプレイでの動画再生は同様に大迫力なものの、ディスプレイ品質がどうしてもハイエンドと比べると劣ってしまう上、スピーカーもモノラルであったりと低価格帯ならではの惜しさ抱えてしまうというのが正直なところ。また容量が16GBしかない点も悩ましく、microSDで拡張はできるものの内蔵ストレージを必要とする大容量のゲームをインストールしたりといったことが難しくなっています。

とはいえ、大画面狭額縁のサブの端末としては手軽に手を出せる価格帯なのは良いところ。元々発売直後は4万円台後半が相場でしたが、今回レビュー機を提供して頂いたExpansysでは現在34,800円で販売されており、6インチの大画面端末をメインのスマホと併せ持ちたいのであれば非常にお手頃な価格まで下がってきています。詳細・購入は以下のリンクから。

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