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価格を抑えつつもしっかりXperia。国内未発売モデル「Xperia X Dual F5122」レビュー

キリカ(管理人)

海外のSIMフリースマートフォンを取り扱っているExpansysさんより、海外にて販売されているXperia XのデュアルSIMモデルF5122をレビュー用にお借りしています。


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Xperia XはXperia Xシリーズの標準的モデル。スペックを抑えたXA、中間のX、フラッグシップのXZの3つのラインナップの中の中間モデルとなっており、先日発表されたXperia X Compactに近いスペック。国内で販売されているXperia X Performanceはこのモデルに防水性能を搭載しスペックを上げたモデルとなっています。

Snapdragon 650プロセッサ、3GBのRAM、64GBストレージ、2620mAhのバッテリー、2300万画素のメインカメラ、1300万画素のインカメラ、5インチFullHDのトリルミナスディスプレイを搭載。ベンチマークとしてはXperia Z5シリーズと合計スコアが近い性能となっています。

今回レビュー用にお借りしているのはグラファイトブラック・ホワイト・ライムゴールド・ローズゴールドの4色のカラバリのうちのローズゴールド。

外観はフラッグシップそのもの

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下部にはmicroUSBポートを搭載。Xperia X Performanceはキャップレス防水ですが、こちらは非防水。

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右側面にはXperia X Performance同様の指紋センサー搭載の電源ボタンを搭載。ボリュームキーの他、Xpreiaシリーズの象徴でもある物理シャッターキーも漏れず搭載しています。

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左側面はSIMスロット兼microSDスロット。2つのスロットが1つのトレイになっており、1つは第一SIMスロット、もう1つは第二SIMスロット兼microSDスロットとなっており、デュアルSIMで使うかシングルSIM+microSDカードで使うか選ぶ事ができます。グローバル版Xperia X Performanceは2Gの無い地域でも2回線同時待ち受け可能ですが、こちらはチップセットの関係で1回線のみ。

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Xperia X Performance同様、画面上部の表側にNFCを搭載。

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背面はグローバル版Xperia X Performance同様一枚板のデザインとなっています。細かい違いを言えば、カメラ部分はXperia X Performanceは板に収まっていますが、Xperia Xは僅かに飛び出ています。全体的にXperia X Performanceと非常に近いデザインに仕上がっており、安っぽさは感じない外観です。

FullHDのトリルミナスディスプレイを搭載

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Xperia XはXperia X Performance同様、FullHDのトリルミナスディスプレイを搭載。解像度はFullHDどまりなものの非常に綺麗なXperiaシリーズのフラッグシップのディスプレイですが、Xperia XもそういったXperiaシリーズの売りはしっかり継承しています。今回直接比較するタイミングはありませんでしたが、ディスプレイに関しては不満の無い出来となっています。

動作は軽快

Snapdragon 820を搭載したXperia X PerformanceやXperia XZと比べ、Snapdragon 650というミッドレンジ寄りのプロセッサを搭載するXperia X。動きはとても軽快で、ポケモンGOなどのゲームに関しては先日動きに引っかかりがあるとレビューしたGalaxy S7 edgeと比較してもこちらが快適なほど。先日のベンチマーク記事にも書いたとおり、Snapdragon 650の性能はSnapdragon 820のフラッグシップモデルには及ばないものの、しっかりとメインで使うスマートフォンとして不足はないレベルのパフォーマンスを出しています。

デュアルSIM・デュアルスタンバイは非対応

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Xperia X PerformanceのデュアルSIM版は1枚目のSIMカードでデータ通信をしたまま2枚目のSIMカードで3G網で電話の着信を受ける事ができましたが、Xperia Xでは不可。デュアルスタンバイ機能は2G網のある国でのみ活用でき、3G以上しかない地域では切り替えできる2つのSIMスロットとして活用するにとどまります。

カメラ性能を試す

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Xperia Xで料理を撮影したところ。今回あまり枚数を試す機会がありませんでしたが、全体的にやや青く写る印象。

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明るく鮮やかなGalaxy S7 edgeと比べるとあまり派手にソーシャル受けする写りではない印象です。

DSEE HX、自動最適化にも対応


Xperiaシリーズのハイレゾ相当に音源をアップスケーリングするDSEE HXや、出力の自動最適化などにも対応。Apple Lossless(ALAC)にも対応しており、ミュージックプレイヤーとしてのXperiaの魅力もしっかり詰め込まれています。


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今年からXperiaはブランディングを改めXシリーズとなり、低価格のXperia XAシリーズ、メインストリームのXperia Xシリーズ、ハイエンドのXperia XZシリーズを展開。新たなラインナップの位置感覚がまだユーザーに浸透していない時期かと思います。本機はシリーズの看板であるXperia Xですが、国内で販売されているハイパフォーマンスモデルの「Xperia X Performance」と比べて思いの外劣らないモデルに仕上がっているというのが個人的な総評です。

Xperia X Performanceと比べて防水非搭載、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)非対応、プロセッサもSnapdragon 820ではなくSnapdragon 650搭載など全体的に細かいところがややスペックダウンしているものの、ボディは1mm薄く13g軽量。内蔵ストレージは64GBと潤沢で、指紋センサーもしっかり搭載。削るべきところを削り、残すべきところはしっかり残したことで普段使いにストレスを感じさせない機種に仕上がっています。

今回レビュー機を提供して頂いたExpansysでの販売価格はカラバリによって差がありブラックとホワイトが58,800円、ライムゴールドとローズゴールドが55,500円。予算を5万円台に抑えつつも、「しっかりXperia」になっている機種が欲しい方には意外とオススメできるポジションの一台かもしれません。

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