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結局、どれを買えばいいの? 発売されたAndroid端末を比較


最近だけでもSH-03Cや、SH003、T-01Cの発売と、まさに今が”Android発売ラッシュ”な時期です。

それに伴って、Androidスマートフォンの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。

しかしジョブズ氏が「fragmentation(分断化)」と言ったのはまさにその通りで、Androidには色々な機種があり「本当にこれを買っても大丈夫なの?」と思ってしまいます。

そこで今回は、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、au by KDDIの3キャリアから発売される(された)Android端末の中で、主要機種の特徴や仕様を比較してみようと思います。




今回比較するのはGALAXY S、HTC Desire HD、IS03、REGZA Phone、LYNX 3D、GALAPAGOSの6機種。
IS05やIS06、L-04C等は省略。

個人的に重要だと思うスペックを以下のような表にまとめましたので、これに基づいて比較していきたいと思います。

比較
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※IS03にも「LISMO!」はあります。書きこぼしです。
※REGZA Phoneの製造メーカーは正確には「富士通東芝モバイルコミュニケーションズ」ですが、実質開発は東芝のスマートフォン部なのでTOSHIBAと表記しました。


OSバージョン



GALAXY SDesire HDGALAPAGOSが一歩リード。
現時点で、世界でも2.3を搭載している端末はNexusシリーズくらいなものなので、「最新のバージョン」と言っても良い2.2を上記3機種は搭載しています。
その他3機種も2.2へアップデート予定ですが、そのころには上記3機種には2.3が配信されている可能性もあります。


SoC



これら6機種に搭載されているSoCに使われているCPUはすべて同じものですが、その他のプロセッサ(GPU等)によって差が出ます。

そこを考慮すると、第2世代Snapdragon “MSM8255″を搭載したDesire HDGALAPAGOSや、Samsung開発の”S5PC110″を搭載したGALAXY Sに軍配が上がります。

すべて同じ周波数1GHzですが、モデルや世代によって全く違います。


RAM



「ユーザRAM304MB、VRAM208MB」や「ユーザRAM398MB、VRAM114MB」等、機種によって比率は違えどもトータルのRAMはほとんどの機種が512MBです。
しかし、Desire HD768MBと一際多くのRAMを積んでいます。

しかもDesire HDは「ユーザRAM623MB、VRAM145MB」と、ユーザRAMが異常に多いです。

Desire HDにタスク管理アプリは要らないのではないか、というほどの数値です。

ROM



GALAXY Sが圧倒的ですが、どの機種もmicroSDによる増設が可能なので特に考慮する必要はないかと思います。
(アプリケーションをSDカードにインストールする機能はOSバージョン2.2以降のみですが)


ディスプレイ



これについては好みの問題なので優劣をハッキリと出すことはできませんが、特記すべきはGALAXY Sです。

GALAXY Sのスーパー有機EL(SuperAMOLED)ディスプレイは、非常に鮮明で明るく、色の再現率も高いです。
ただし、表記上ではWVGA(800×480)の解像度ですが、「擬似WVGA」ということで実際にはもっと低解像度のようです。

擬似WVGAの仕組みを簡単に表した図



ちなみに私は”擬似”に騙された人間の1人です。


カメラ



これについても、”画素数の高さ=撮れる写真の画質の良さ”ではないので一概に優劣を付けることはできませんが、原理上は「CMOS」よりも「CCD」の方が撮れる写真の品質は高いそうです。


バッテリー



IS03は異常に少ないです。
数値上だけでなく、実際の電池持ちも他と比べると悪いようです。
しかし、替えの電池や携帯型充電器等でいくらでもカバーできる点ですので、ここも考慮しなくて良いかと思います。(別途料金が発生しますが)


重量



GALAXY Sは非常に軽いです。
初めて持つ方は驚かれるほどかと思います。

参考としては、iPhone4の重さは137gです。


Bluetooth



GALAXY Sは、国内で発売されているスマートフォンの中で唯一バージョン3.0をサポートしています。
世界的に見ても3.0をサポートしたスマートフォンはまだ非常に少ないです。
Bluetooth3.0は最大24Mbpsの高速通信が可能です。


その他


※IS04、REGZA Phoneには防水機能がありますが、書きこぼしです。

ここで目立つのはやはりフィーチャーフォンに搭載されている機能、いわゆる”ガラケー機能”です。
この中ではIS03REGZA PhoneLYNX 3DGALAPAGOSの4機種がおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信等の”ガラケー機能”を搭載しています。
スペックよりもこっちの機能を重視される方も多いかと思います。
ほとんどがフィーチャーフォンからの乗り換えユーザだと思いますが、その人たちにとって非常に便利です。

また、LYNX 3DGALAPAGOSには3D対応液晶が搭載されています。
実際に触ってみましたが、これから3Dコンテンツが増加していけば、充分に”アリ”なのではないかという印象を受けました。

GALAPAGOSのHDMI出力機能は、TVやモニタにスマートフォンの画面を出力できる機能です。
大画面でスマートフォンのゲーム等が楽しめます。


総評


スペックを見ても、実機を触ってみても、ストレスなく動いてくれるのはGALAXY SHTC Desire HD、次いでGALAPAGOSというような印象を持ちます。

フィーチャーフォンの機能が必須では無い方はグローバル端末の方が良いかと思います。
世界中にユーザがいるため、メーカーの正式サポート以外の非正式サポート(カスタムテーマやカスタムROM等)が非常に多いというメリットがあります。
また、一般的にはこちらの方がOSのバージョアップが早いです。
(今回比較した中ではGALAXY SHTC Desire HDがグローバル端末)

フィーチャーフォンの機能が必須の方は003SH/005SHIS03T-01Cの中からキャリアで選ぶという方法が良いかと思います。


カタログやクチコミを見て買う端末を選んだら、家電量販店やケータイショップ等で実機を触ってみることをお勧めします。
触ってみて初めてわかる直感的な部分もあります。

この中で自分に合ったものが無い、選び方が消去法になってしまった、という方は来季のモデルを待ちましょう。
くれぐれもスマートフォン選びは慎重に。


この記事が少しでもあなたのスマートフォン選びの参考になれば幸いです。

実機動画

GALAXY S (SC-02B)


HTC Desire HD (001HT) [動画は国際版Desire HDのもの]


IS03


REGZA Phone (T-01C・IS04) [動画はT-01Cのもの]


LYNX 3D (SH-03C)


GALAPAGOS (003SH・005SH) [動画は003SHのもの]


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