HTC Conference Tokyo 2014レポートPart2 【HTC NIPPON村井社長によるHTC J butterfly製品概要】

HTC Conference Tokyo 2014レポートPart1に引き続き、イベントのレポートです。Part2はHTC NIPPON村井社長によるHTC J butterfly HTL23の製品概要です。


HTCが商品を作る上で4つの命と呼んでいるのが「カメラ」「音」そしてHTCのDNAとも言える「使い心地」、最後に「デザイン」。村井社長のプレゼンテーションはこの「デザイン」に関するビデオから入りました。

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日本の漆にヒントを得た新しい質感など、前作のHTC J butterfly HTL21をベースにブラッシュアップした新しいHTC J butterflyのこだわりを開発者がビジュアルで紹介しました。

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レッドに関しても「ルージュ」というカラーバリエーションで、深みのある色に仕上がっています。また、今回ブラックを濃紺の「インディゴ」に置き換えています。

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HTC J butterflyのデュオカメラの紹介。
人間の目と同じように、2つのカメラは奥行きを計るためのセンサーとして搭載しています。

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UFocusを使うと誰でも簡単に「ボケ効果」が利用可能に。他社のボケ効果を搭載したスマートフォンは必ずボケ効果を設定する必要がありますが、実際シャッターチャンスがある時にはいちいち設定などしていられない。本機は通常のモードのカメラでも奥行きをデュオカメラで計測するため、いつでもボケ効果を楽しむ事ができるという売りをアピールしました。

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ボケ効果の他のメリットとして「3次元効果」も利用可能。ダイナミックな三次元の写真を撮る事ができます。

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その他デュオカメラのメリットとして、様々なシーズンエフェクトや奥行きから人物を自動で切り抜くコピー・アンド・ペーストなどの編集機能が利用可能であると紹介しました。

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またデュオカメラだけでなく、フロントカメラにも力を入れている点を紹介。世界的にトレンドなSELFIE(自撮り)に注目し、500万画素の高画質なフロントカメラを搭載し、レタッチ機能も充実させています。

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ZOE(ゾエ)サービスの紹介。

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これは単なる機能にとどまらず、編集した写真を色んな人とSNSを通じてシェアできるAndroid用のコミュニケーションツールとして展開していく意気込みを語りました。

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更に進化したHTC Sense 6.0の紹介。

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今回のBlinkFeedは動きがなめらかに、色がビビッドに進化。自分からどういう情報を欲しいか入力しておくと、自動で自分用のニュースを収集してくれるようになっています。

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Motion Launchの紹介。ダブルタップでスリープ解除したり、スワイプでホームを開いたり音声ダイアルを起動したりできます。

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本体を横にしたままボリュームキーを押すとカメラが直接起動できます。
その他、着信時に耳に本体を当てると自動で着信を取れる機能などが含まれています。

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au+1 collectionにて販売されるDotViewケースの紹介。ドット状に穴のあいたカバーの上から操作ができ、カバーを付けたまま着信を取ったり通知を見たりする事ができます。海外では既に販売しており売れ行きは好調で、日本で発売したらすごい事になる。田中さん(KDDI社長)よろしくお願いしますね、との事でした。

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EX省電力モードを搭載。緊急時にアプリを止めて、電池を長持ちさせる機能です。

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今回壁紙に非常に力を入れており、通常のメーカーはこういったシンプルな壁紙は粗が出るので避けるところを、HTCは時間をかけて試行錯誤して商品に搭載しました。

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日本独自の機能はフルセグ・防水・防塵・おサイフケータイ・CA・WiMAX 2+まで全て搭載。

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音にもこだわっており、前作のHTC J One HTL22のステレオスピーカーからも更に進化しています。

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続いてハーマンインターナショナル社の仲井社長が登壇。

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世界最大級のオーディオメーカーのハーマンインターナショナルが今回HTC J butterflyに提供するのがJBLブランドのイヤホン。JBLは家庭用スピーカーから演説用の音響設備まで提供しており、世界の5割の映画館はJBLの音響を搭載しています。

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今回同梱するJBLイヤホンもワンレベル上の音質を提供する事により、ユーザーにプラスαの生活をもたらすものであるということです。J22iというイヤホンをベースに開発され、フラットケーブルや優れたデザインなどを継承しています。

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ヘッドフォンでのオーディオ体験のためのLiveStage技術を搭載。

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スピーカーからの音楽のような、ひとつひとつの音があるべき位置から聞こえる環境を再現しています。

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続いて、今回HTC J butterflyのアンバサダーとしてタイアップしている乃木坂46の登場です。

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次:HTC Conference Tokyo 2014レポートPart3 【乃木坂46による新曲披露と機能実演】

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のサイト作りと愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブとカフェ開拓。2022年1月1日からガジェットVtuberとしてYouTubeも始めました!