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無制限キャンペーン加入は今月まで。速度無制限のPocket WiFi 305ZTを一ヶ月間使ってみて

kirica

Y!mobileから発売されており、CA対応Pocket WiFi使い放題キャンペーンが実施されているZTEのPocket WiFi 305ZTを1ヶ月使ってみたのでレビューしていきます。


305ZT 1

Pocket WiFi 305ZTはY!mobileから発売されているモバイルWiFiルーター。SoftBank 4G(AXGP/TD-LTE)に対応しキャリアアグリゲーションで下り最大165Mbpsで通信可能な初の端末で、SoftBank 4G LTE(FDD-LTE)やY!mobileの3G網も利用可能。SoftBankから発売されている303ZTとハードウェア的に同一のモデルで、SoftBankから発売されている法人向けモデル304ZTとの違いはW-CDMA規格の3G回線がSoftBankの2.1GHz/900MHzではなくY!mobile(旧イーモバイル)の1.7GHzを利用している点となっています。

何より着目すべきは11月より実施されているCA対応Pocket WiFi使い放題キャンペーンで、通常7GB制限超過以降は速度を戻すために500MBあたり500円の追加課金が必要なところ、2年間は0円で通常速度に戻せるというもの。速度無制限のWiFiルーターの選択肢がWiMAX 2+しか無かったところ突如投入されたダークホースといったところです。今回速度無制限に釣られて契約してみたので、実際に1ヶ月使ってみたところの使い勝手をレポートしていきたいと思います。

外観

305ZT NAD11

今までメインとして使っていた薄型WiMAX 2+ルーターWiFi WALKER NAD11がかなりコンパクトだった事もあり、かなり大きい印象。NAD11の2倍ほど分厚くなっています。NAD11の2,100mAhと比べると2,700mAhとバッテリー容量は多めですが、サイズ差ほどバッテリー容量に差はありません。

305ZT 3

上部の電源ボタンはスライド式。分かりやすいのですが、ポケットや鞄から出す時に何かに引っかかって電源を落としてしまう事がたまにあったので、スライドでなく押しボタンでも良いかもしれないと思いました。一方のロック解除ボタンは通常の押しボタンなので、スライド式の電源ボタンとロックボタンは逆の方が良かったのではないかと思います。

305ZT 2

SIMスロットはルーターとしては珍しいSIMピン式。SIMを抜き差しするケースはほとんど無いかと思いますが、SIMを取り出す際はピンが必要なので注意が必要です。SIMスロットの隣にはmicroUSBポートが搭載されています。

実効速度は非常に優秀

305zt speedtest
速度無制限のモバイルルーターとしてライバルのWiMAX 2+は実効速度が10Mbpsを下回るエリアが多い印象ですが、今回305ZTを使っていて思ったのが通常のスマートフォンと変わらないストレスフリーなLTE通信が可能であるということ。Ping値も概ね低い数値を保っており、SoftBank 4Gエリア内であれば下りは20Mbpsを下回る事は中々ありません。2012年のSoftBank 4Gサービスイン時のRAZR M 201Mのレビューでも上りは低い数値でしたが、そもそものSoftBank 4G(AXGP)の上りの理論値がキャリアアグリゲーション時でも10Mbpsまでとなっているので、上りの数値にはあまり期待できません。SoftBank 4Gエリア外の際は上り最大37.5MbpsのSoftBank 4G LTEに接続されますが、手動で切り替える事ができないのが少し残念なところです。

とはいえ極端に速度が落ちる事もなく安定して接続されるので、バックグラウンドで写真などをアップロードする分には全く問題ないといった印象です。

7GB以降はチマチマ制限解除が必要

305zt speed unlock

305ZTの無制限のメリットが故の欠点ですが、CA対応Pocket WiFi使い放題キャンペーンのおかげで料金は無料なものの、7GB突破後は500MBごとに通信速度制限解除の操作が必要。速度制限解除はルーター本体のタッチパネル上から行うか、My Y!mobileから「オンラインサポート」→「契約内容照会/変更」→「通常速度に戻すお申し込み・ご利用データ通信量の確認」のページで可能。また、速度制限解除に関しては制限後に500MB追加する事ができる他、制限がかかる前に次の500MBを予約する事も可能です。

速度制限解除の操作はすぐ適用される場合もあればラグがある場合もあり、速度制限解除システムが貧弱なのか、端末上で操作すると待たされる場合もしばしば。スムーズに通信し続けたい場合はオンラインで常に次の500MB分を予約しておくのが最も快適です。

有料で良いのでこの速度制限解除の自動化オプションが欲しいところですが、オンライン上から申し込めるため多少知識のあるユーザーであれば自動化できなくもなさそうです。

無制限キャンペーンは今月まで

11月から始まったCA対応Pocket WiFi使い放題キャンペーンですが、複数の代理店の情報によれば無制限キャンペーン加入は今月までとの事です。

キャンペーン加入後は最大二年間7GB超過後の500MB制限解除が無料となっていますが、これが今月契約分で最後となる模様。公式サイトには「キャンペーン期間 2014年11月1日(土)~ ※キャンペーンの終了日は別途当社ホームページでお知らせします。」と記載されているものの、代理店には終了の通達が降りてきている状態のようです。


ゲリラ的に突如始まったCA対応Pocket WiFi使い放題キャンペーンですが、3ヶ月という短い受け付け期間で無制限回線WiMAXの貴重な対抗馬は短命に幕を閉じる事となりました。同じ無制限を謳ったWiFiルーター同士なものの、305ZTは以前レビューしたNAD11などのWiMAX 2+系のルーターと比べるとエリアが広く下りの速度が圧倒的に速い代わりに7GB突破後の通信は速度制限解除の操作が煩わしいデメリットが付きまとうため、かなり使い勝手の異なるルーターである事がわかります。

速度制限解除の煩わしさを除けばエリア・速度ともにWiMAX 2+よりも快適な印象なため、500MBごとに手動で制限解除する手間とトレードオフに快速な回線を手に入れたければ305ZT、いちいち操作せずにストリーミング配信を流し続けるなどの用途であればWiMAX 2+が向いているのではないでしょうか。

7GB超過後の手間以外においては電池持ち・速度・エリアのルーターに必要な要素は高い水準で揃っており、出先でダウンロード中心にヘビーに通信したい方であれば非常におすすめできる機種です。500MBごとの通信容量制限解除の無料キャンペーンも今月いっぱいで受け付けを切り上げるようなので、高速な無制限回線を確保しておきたい方は今契約すれば2年間は実質無制限で使えるので、是非契約を検討してみてはいかがでしょうか。

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