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初代Xperia ZをXperia X Performanceと並べて比較。Xperiaの進化を振り返る

kirica

Xperiaアンバサダー企画でお借りしたXperia X Performance SO-04HをZシリーズ初代のXperia ZのSO-02Eと比較する機会があったので、写真で比較しつつ変更点を振り返ってみました。


xperia z and xperia x performance 1

Xperia X PerformanceはXperia Xシリーズの「Xperia XA」「Xperia X」「Xperia X Performance」の3兄弟の中の最上位モデルとなっており、Xシリーズとしては国内に投入された一代目の機種。一方のXperia Z SO-02Eは2013年に投入されたXperia Zシリーズの第一弾で、Xperia Z5まで続いたZシリーズの一代目となっています。どちらもシリーズのトップバッターという事で、振り返って並べてみました。

ZもXも初代は5.0インチからスタート

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XperiaのフラッグシップはXperia ZからZ1までは5.0インチ、Z2からZ5までは5.2インチで、Xperia X Performanceでは初代Zと同じ5.0インチに戻っています。大画面化する競合機種に対して原点回帰して持ちやすいサイズに小さくなっているのがXperia Xシリーズのポイント。なお、Xperia XシリーズはXA、Xともに同じ5.0インチとなっています。

xperia z and xperia x performance 3

Xperia Zシリーズのオムニバランスデザインの象徴であった電源ボタン。Xperia Z5にて指紋センサーを搭載する事で形状が長細く変化し、Xperia X Performanceにその形状は継承されています。

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初代Xperia Zはイヤホン端子が防水実現のためパッキン付きのキャップが搭載されていましたが、Xperia Z Ultraにてキャップレス防水を実現。2014年に参加したXperia Z UltraのXperiaアンバサダーイベントでもこの点をプッシュしていました。

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Zシリーズでは画面端のフレーム際になったりベゼル中央に戻ったりしているスピーカーですが、初代Xperia Zのスピーカーを見ると後継機種のスピーカーの格好良さを改めて感じさせられます。

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Xperia ZシリーズからXシリーズになり一番変わったのがこの背面の素材。Zシリーズではガラスの一枚板だったものが、Xでは金属の一枚板に。初代Xperia Zのガラスの一枚板のオムニバランスデザインは当時としては衝撃的でしたが、やはりこうして並べてみると今見てもレベルの高いデザインだったと再認識させられます。一方でXperia Xシリーズは印象がガラっと変わっており、ガラスの一枚板のテイストとの決別が感じられます。

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初代Zでは中央寄りにあったカメラですが、角にあることに見慣れてしまった今見ると配置に違和感を感じますね。Xperia Z4では一旦薄型化のためカメラ周りの金属リングが取り払われ、フラッシュの光漏れを防ぐためフラッシュ側に黒い壁が設けられるという変更がありましたが、Xperia X Performanceでは大胆に主張する大型の金属リングに戻っています。この辺りのリングひとつを取ってもXperiaの試行錯誤の上の進化の歩みを感じさせられます。

xperia z and xperia x performance 8

Xperia ZのmicroUSBポートは防水実現のためにキャップが搭載されており、Xperia Z3までmicroUSBポートにはキャップを搭載。その代わり卓上ホルダー充電用にマグネット式充電端子を搭載していましたが、Xperia Z4にてキャップレスmicroUSB端子を実現。同時にマグネット充電端子が省略され、microUSB端子からのみの充電となりました。


改めて初代Xperia Zと並べて比較してみると、Xperia X Performanceからは3年間のXperiaの進化が随所に感じられます。イヤホンジャックやmicroUSB端子がキャップレス防水になったり、マグネット充電端子が無くなったり、画面サイズが大きくなったり小さくなったりと、同じ一枚板のオムニバランスデザインの中でも様々な変化がありました。

先日のXperia X Performanceのレビューでも書いたとおり、Xperia X Performanceは持ちやすさがZシリーズの最後のXperia Z5と比べると非常に丸みを帯びて小型化したため持ちやすくなっている一方で、プロセッサこそはSnapdragon 820と他社のフラッグシップに並んでいるものの、ディスプレイはFullHDどまり、RAMも3GBとスペックはやや控えめ。しかしコンパクトに使いやすく仕上がっており、Xperia Zシリーズの後釜というよりかは、Xperia Zの直後に発売されたXperia A SO-04Eの血も引いている印象があります。

Xperia A SO-04E white
Xperia AはXperia Zと比べると解像度がFullHDからHDに落とされ、後から発売されたにも関わらずスペックが見劣りしているように見えましたが、4.6インチに小型化された丸みを帯びたボディと2倍に増えたストレージ、スペックに対して無理のない解像度で安定して動くなど、結果として使いやすい機種に仕上がっており、また価格も安かったため、「ドコモのツートップ」戦略でスペック的に強烈なGALAXY S4と並べられたものの、その2倍も売れるというヒット端末になったという経緯があります。

実際に使ってみて、Xperia X PerformanceもXperia Zシリーズのフラッグシップ路線とはまた違った、手に収まる使いやすさを目指しているのではないかと感じました。Xperia Zシリーズの先進性と、売れたXperia Aの商品企画力を上手い感じに紡ぎ合わせた機種といった感じがします。

今期のライバルGalaxy S7 edgeはスペックも高ければカメラも良く、防水性能でも引けをとらず、Xperia A/GALAXY S4のツートップの年と比べると戦況は不利になっている印象。あまりに強烈な機種だったため自分はGalaxy S7 edgeを先に買ってしまいましたが、個人的に5.5インチは普段使いにはやはりオーバースペック。Xperiaアンバサダー期間中はずっと手に収まりやすく動作が軽快なXperia X Performanceを使っていたので、こちらの発売日が早ければこっちを買っていたかもしれませんね。

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