Qualcomm、最新プロセッサ「Snapdragon 820」を発表。810比でベンチ2倍、消費電力30%減を実現

Qualcommから最新のモバイル端末向けプロセッサ「Snapdragon 820」が発表されました。


qualcomm snapdragon
Snapdragon 820は現行のXperia Z5をはじめとするスマートフォンに搭載されているSnapdragon 810の後継にあたるプロセッサ。CPUにカスタム設計を施した64ビットの「Kryo(クライヨ)」を採用し、1世代前の「Snapdragon 810」と比べて、CPUのパフォーマンスと電力効率が2倍向上しています。

ITmediaがQualcommの体験会にてレファレンス機でベンチマーク計測したところによると、AnTuTuベンチマークにて129470という数字を叩き出したとのこと。比較用に計測されたSnapdragon 810搭載機のXperia Z5は53288であることから、2倍のパフォーマンス向上はハッタリでは無いことがわかります。また同記事によるとレファレンス機の熱は気にならなかったとのことなので、実際に市販モデルに搭載されるのが楽しみな限り。

Snapdragon 810の発熱問題が大変問題になった事もあり、大変期待が高まっている次期プロセッサのSnapdragon 820。来年の夏モデルは無事夏を越せそうですね。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。