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iPhone初SIMロック解除で有名なハッカーGeoHot氏、人間の運転を学習した自動運転をたった1ヶ月で開発

kirica

初代iPhoneを17歳にして世界最速でSIMロック解除し、その後もPS3やiOSの脱獄・改造において偉大な実績を残したハッカーGeoHotことGeorge Hotzs氏が26歳になった今、今度は自力で自動運転システムの開発を実現しました。


geohot

GeoHot氏はホンダがアメリカで販売しているAcura ILXを改造し、人間の運転から学習することで公道を走行可能な自動運転システムを開発しました。Bloombergの取材動画は以下のとおり。



テスラをはじめとする世界の自動運転技術は高額なセンサーに依存する一方で、氏のシステムはたった13ドルのスマートフォン同等のカメラを複数使うことで自動運転を実現。最終的には1000ドル(12万円)で販売できるキットが実現できると主張しており、既存の高額な自動運転システムに対してブレイクスルーとなります。

彼の自動運転技術は交通ルールに基づいたエンジニアの安全運転の理想論ではなく、人間が人間の運転を見て学習するのと同じように、人間の運転からデータを取得し学習したもの。運転席に座り10時間公道を運転して機械に学習させることで、何ら運転方法をシステムに組み込む事なく人間的な運転を実現させたとのこと。

“but like I’ve said, I’m not looking for a job. I’ll ping you when I crush Mobileye.”

もちろん彼の発明に対してテスラのCEOであるイーロン・マスクが黙っているはずもなく高額なオファーのラブコールを送ったものの、GeoHot氏は「俺は仕事を探しているわけじゃない、Mobileye(テスラに自動運転技術を提供する会社)を潰したら俺から連絡する。」と返答し、マスク氏もこれをOKと承認。まるで映画のワンシーンを見ているようです。

I’m George Hotzs, I’m about to be the next billion dollars CEO.

取材動画の冒頭で「俺はジョージ・ホッツ。次の10億ドルCEOだ。」と自信満々の笑みで自己紹介しており、見ているこっちまでニヤニヤしてきますね。

1ヶ月という短期間の開発期間はもちろん、50,000ドル(うち車両本体価格30,000ドル)という低予算で実現し、大金に釣られず世間に自分の圧倒的技術力を見せつける既存の企業への反骨精神は賛美に値します。今世紀のテクノロジーの歴史において間違いなく今後目が離せないプレイヤーの一人ですね。

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