AQUOS PHONE ZETA SH-02Eを発売日に購入し、数日間使ってみましたのでレビューします。
4.9インチの大画面でも持ちやすい
背面に丸みがあり、狭縁なので4.9インチという大画面の液晶を搭載していながら持ちやすくなっています。152gと数値の上では重い印象がありますが、持ってみると大きさのせいかそれほどでもなく、手がある程度大きい人であれば片手でも苦もなく扱えるでしょう。IGZO液晶については、液晶を売りにしている割に普通だなと感じたのですが、後述する省電力化に貢献しているようです。
IGZO液晶・大容量バッテリー搭載で抜群の電池持ち
発売日翌日にTwitterやブラウジング、短時間のテザリング等を行ったときのBattery Mixのスクリーンショットです。エコ技設定を技ありにすると12時間以上はもつので、ライトユーザーであればモバイルバッテリーを持ち歩く必要がないほどです。ヘビーユーザーでも、付属のクレードルがあれば30分でバッテリーが切れた状態から50%まで回復する急速充電が可能なので、鞄に入れておいてコンセントのあるところで充電する、という対策がしやすいです。バッテリーの取り外しは不可ですが、取り外せなくても問題ないと感じました。
付属クレードルにZETAを載せた状態です。苦もなく持ち運びできるサイズになっていますし、付属以外にもうひとつ買って自宅に置いておく用と持ち歩く用に分けるのも良いかもしれません。
独自ランチャーのクイックツールボックスEX
タスクキーを長押しするか端末を2回振ることで起動できるランチャーです。2回振って起動は設定からオンオフできます。6個まで自分の好きなアプリやショートカットを登録することが可能です。
音声ランチャーFinger Step
画面がOFFのとき端末のディスプレイ面か背面をダブルタップすると、登録した音声でアプリを起動できたり、ロック解除ができたりする機能です。すべてのアプリを任意の言葉で起動することができます。
折りたためる通知トグル、手に持っているときは画面を点灯し続けるBright Keepなど痒い所に手が届く独自機能
左がトグルを1行に折りたたんでいる状態で、右がトグルを多段にしてすべて表示させている状態です。もちろん並べ替え可能です。他にもスクリーンショット内にもあるBright Keep、覗きこみを防止するペールビューなど、独自の機能が豊富で、かなり力の入った端末だと感じます。
クアッドコア1.5GHz、RAM2GBの全部入り国産ハイエンド
Snapdragon S4 Pro、RAM2GB、ROM32GB、トライバンドXi対応、全部入りと詰め込めるだけ詰め込んだ本機ですが、実際に使ってみてもカタログスペックに恥じない動きを見せてくれます。ドコモ夏モデルに多かったSnapdragon S4搭載の端末は快適ながら少し引っかかりがありましたが、Snapdragon S4 Proではそれが解消されています。また、カメラも1630万画素、トリプル手ブレ対策で高性能と謳われていますが、フォーカスが合いやすく撮りやすいと感じました。
docomoのバッテリー持ちが良い全部入りの大画面スマートフォンが欲しいと思っていたところにこのSH-02Eが発売したので購入しましたが、まさに求めていたものが来たなという出来で、僕と同じ要望を持っている人には是非おすすめしたい機種だと感じました。個人的には2012docomo冬モデルの中ではベストバイだと言える出来です。シャープが社運をかけたこのSH-02E、みなさんも購入してみては?