Apple Watchシリーズ発表、側面のダイアルで操作が可能

Appleから腕時計型ウェアラブルデバイス「Apple Watch」シリーズが発表されました。


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Apple WatchはiPhone 5以降のiPhoneと連携する腕時計型デバイス。通常のApple Watchに加え、ラバー素材のバンドのApple Watch Sport、高級素材で作られた上位版のApple Watch Editionがラインナップされています。以前から噂されていた「iWatch」という名称は結局採用されず、Apple Watchとなりました。

Apple Watchの特徴は側面のデジタルクラウン。腕時計型デバイスは画面が小さいため、指で操作しようとすると情報を覆ってしまう問題点があります。そこでAppleは側面の「クラウン」を回転させるUIのWatch OSを採用。アプリでスクロールしたり、マップでズームしたりする事ができます。また、クラウンはホームボタンも兼ねており、押すとアプリ一覧のホーム画面に戻る事ができます。

Apple製品としては初めてForce Touchを搭載しており、タッチの圧力を検知することができます。これにより押す強さによって「タッチ」と「プレス」の2種類の操作が可能に。

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背面には心拍センサーを搭載。

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MacBookシリーズに搭載されているMagSafeの技術を応用し、充電器はマグネットで装着できるようになっています。

Apple Watchの機能としてはメッセージの送受信、電話、メール、健康管理、マップ、カレンダーなどのスマートウォッチらしい機能はもちろん、iPhoneの音楽再生操作機能、リモートカメラでiPhoneの遠隔シャッター、機内モードやおやすみモードなどの設定のトグルも可能。iPhoneの通知も受け取る事ができます。サードパーティのアプリケーションにも対応しているので、今後どういったものが出てくるのかも楽しみな新製品です。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。