新型iPad mini登場。Apple Intelligence対応のA17 Pro搭載、Apple Pencil Pro対応に

iPad miniの最新モデル「iPad mini (A17 Pro)」が発表されました。


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iPad mini (A17 Pro)はiPadの小型モデル「iPad mini」シリーズの最新モデル。先代モデルのiPad mini(第6世代)は2021年9月24日発売となっており、3年越しのアップデートといった格好になっています。

先代のiPad miniの比較は以下のとおり。


iPad mini (A17 Pro)

iPad mini (第6世代)
発売日2024年10月23日2021年9月24日
カラースターライト、スペースグレイ、パープル、ブルースターライト、スペースグレイ、パープル、ピンク
プロセッサA17 ProA15 Bionic
ストレージ128GB、256GB、512GB64GB、256GB
画面サイズ8.3インチ8.3インチ
解像度2266×14882266×1488
カメラ12MP広角(f/1.8)
Smart HDR 4
12MP広角(f/1.8)
Smart HDR 3
USB-C10Gbps5Gbps
Wi-FiWi-Fi 6EWi-Fi 6
Bluetooth5.35.0
生体認証Touch ID(指紋)Touch ID(指紋)
Apple Pencil対応Apple Pencil Pro
Apple Pencil (USB-C)
Apple Pencil (第2世代)
Apple Pencil (USB-C)
Apple Intelligence対応非対応
SIMカードeSIMのみnanoSIM/eSIM
重量 (Wi-Fiモデル)293g293g
寸法195.4 x 134.8 x 6.3 mm195.4 x 134.8 x 6.3 mm
価格78,800円(128GB/WiFi)84,800円(64GB/WiFi)

正式名称は先代のiPad miniまでは「iPad mini (第6世代)」と世代名がカッコ内に併記される形式でしたが、今回からは「iPad mini (A17 Pro)」となり世代ではなくプロセッサ名が入る形になりました。

プロセッサはiPad AirやiPad Pro搭載のMシリーズは搭載されず、iPhone 15 Proと同じくA17 Proを採用。iPhone 13 Proと同じA15 Bionicを搭載していた先代のiPad miniから順当なアップデートとなりました。これによりAppleが年内に英語版、2025年に他言語にも展開予定のApple Intelligenceに対応します。

ストレージ容量は64GBが廃止され、新たに最安モデルの128GBと上位モデルの512GBを新設して128GB・256GB・512GBの3モデル展開に。また円安によって段階的に値上げされたiPad mini 6の最終価格と比べると、最安モデルは6,000円の値下げで容量が2倍になっています。

USB-C端子はアップデートされ、転送速度が5Gbpsから2倍の10Gbpsに。

Apple Pencil対応は新たに最新のApple Pencil Proに対応した一方で、従来の第2世代Apple Pencilには非対応となっており、買い替えを検討している方は注意すべきポイント。廉価版のApple Pencil(USB-C)にも引き続き対応するものの、筆圧検知が必要な方はApple Pencil Proの導入が必要となっています。

セルラーモデルに関してはnanoSIMに対応した物理SIMスロットが廃止され、eSIMのみとなっています。

カラーバリエーションは従来のスペースグレイ・スターライト・パープルの3色が続投となり、ピンクの代わりにブルーを採用。パープルは従来の青みがかった紫から赤み寄りの薄紫になり、ブルーは緑寄りのパステルカラーとなっています。

新しいiPad miniは2024年10月23日発売予定となっており、Apple公式サイトで予約受付中です。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車のエリーゼとジュリエッタでの車旅と、それを動画・写真に残す事。