iPhone 6/6 Plus発売に伴い旧プランでも2年間基本料が無料になるauかえる割 Plusを発表しましたが、SoftBankもそれに追従する形で「のりかえ割」を発表しました。
のりかえ割の対象となるのはiPhone 6、iPhone 6 Plus、AQUOS Xx 304SHの3機種をMNPで転入で購入した場合。特典は新しい通話定額のスマ放題の場合はTポイント10,000ポイントもしくは1,080円の割引を10ヶ月、旧プラン(ホワイトプラン)の場合は1,008円の基本料が24カ月無料もしくはTポイント 24,000ポイント。auのキャンペーン内容とほぼ同等のものとなっています。ただ、対象機種のAndroid枠が旧型の304SHで最新機種のAQUOS CRYSTAL 305SHが入っていないのが不思議なところ。
ソフトバンクの通話定額の無い旧プランであるホワイトプランは2014年11月30日に新規受付終了予定となっていますが、NTTドコモは既に旧プランの受け付けを切り上げており、この数ヶ月のタイムラグを利用してiPhone 6/6 Plusを購入しようにも通話定額を実質強制されて購入できないドコモユーザーを取り入れる作戦と見られます。
ドコモのiPhoneの販売価格やキャンペーンに関する情報は現時点では公表されていませんが、機種の性能面ではVoLTEを発売日に用意できず、LTE通信面ではauにキャリアアグリゲーション、auとSoftBankにはTD-LTEで差をつけられており、料金プランも1社だけ通話定額が実質強制、となると今回のiPhone 6商戦はドコモの一人負けの可能性が否めなくもあります。ドコモは果たしてどのような手を打ってくるのでしょうか。