ソニーのXperiaシリーズから、最新モデルとなるXperia Xシリーズが発表されました。
Xperia XシリーズはXperia Zシリーズを置き換える新ブランド。Snapdragon 820を搭載したフラッグシップのXperia X Performance、Snapdragon 650を搭載したXperia X、MediaTek Helio P10を搭載したXperia XAと、3機種がラインナップされます。それぞれのプロモーション動画は以下のとおり。
Xperia X Performance
Xperia X PerformanceはXperia Xシリーズの中でも最もハイスペックなフラッグシップ。Snapdragon 820を搭載し、ディスプレイは5インチFullHD、LTEはカテゴリ9に対応し、バッテリーは2,700mAh。メインカメラはExmor RS for Mobile(2300万画素)、インカメラはExmor RS for Mobile(1,300万画素)。重量は165gとなっており、カラバリはホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールドの4色。なお、シリーズ中Xperia Xperia X Performanceのホワイト・グラファイトブラックの2色のみ背面がヘアライン加工されています。
Xperia X
Xperia XはXperia X Performanceと同じく2,300万画素のメインカメラ・1,300万画素のインカメラ・5インチFullHDディスプレイを搭載しつつも、プロセッサにSnapdragon 650を採用し価格を抑えたモデル。重さはXperia X Performanceと比べ12g軽い153gとなっています。
Xperia XA
Xperia XAは3モデルのうちもっともスペックを抑えたモデルで、同じ5インチのディスプレイなものの解像度は720p。プロセッサにはMediaTek Helio P10を採用しており、カメラは1300万画素・800万画素となっています。
今回ソニーがXperia Z5シリーズの後継としてXperia Z6シリーズを出すのではなく、新たにXperia Xのブランドを掲げてきたのは予想外。しかも3モデルとも同じサイズかつ同じカラバリが用意されており、外観での大きなブランドイメージの差別化を行っていないのも面白いところ。日本ではXperia X Preformanceのみの発売となるようですが、低価格かつ高級感のあるXperia XやXperia XAは是非とも国内MVNO向けに出してほしいところではあります。