AppleのiPad Proに新たに9.7インチモデルが追加されました。
初代iPad Proは12.9インチの大画面iPadとして登場しましたが、今回はiPad Proのラインナップに初代iPad〜iPad Air 2まで引き継がれてきた主軸の9.7インチディスプレイを搭載したiPad Proが登場しました。
持ち運びに十分なコンパクトさと作業に十分な広さを兼ね備えた9.7インチはiPadとしては考え抜かれたサイズであることを主張。
PCでしか出来ないと思われていた作業がこなせるようになったiPadは、Windowsパソコンユーザーからの乗り換え先としてもおすすめとのこと。
タイミングコントローラによる優れた制御は12.9インチモデル同様。
画面の反射率もタブレットの中では最も低いレベルを実現。
画面の明るさは25%改善。
紙の色が環境光に応じて変わるように、iPad Proの画面も環境光に合わせるTrue Toneディスプレイを搭載。
12.9インチモデル同様に4つのスピーカーを搭載。縦持ちでも横持ちでもステレオ再生可能。
A9Xチップ搭載。
12.9インチモデルにあった純正キーボードもアクセサリとして用意。
Apple Pencilにも対応。
純正のアダプタでデータのやり取りも可能。
カメラの画素数は12メガピクセル。
iPhone同様、セルフィー用にRetina Flash搭載。
iPad Air 2と比べるとパワフルなマシンとなっています。
新色ローズゴールドも登場。
価格は32GBが$599、128GBが$749。
発売は3月31日。
iPadのラインナップはmini、Air 2、Pro 9.7、Pro 12.9の4モデルになりました。
Apple Pencilを使ったクリエイティブマシンであるところのiPad Proに関しては12.9インチというサイズは持ち運びに不便なため、持ち運びやすい9.7インチモデルが出ないのか、iPad Air 3としてApple Pencil対応の新機種が出るのではないかと思ってはいましたが、結果としてはiPad Proのブランドでそのままサイズ追加として発表され、iPad Air 2もラインナップに残る形となりました。iPad Proの機能に惹かれていたものの、サイズ感に抵抗のあった層には刺さりそうな新製品です。
Apple Online Storeでの価格はWi-Fiモデルが32GBモデルで66,800円、128GBモデルで84,800円、256GBモデルで102,800円。Wi-Fi + Cellularモデルは32GBが82,800円、128GBが100,800円、256GBが118,800円。いずれも税別価格となっています。