ソニーモバイルコミュニケーションズは本日8月18日より、従来ドコモなどの通信事業者より投入していた「Xperia 1 II」「Xperia 1」「Xperia 5」の3機種をSIMフリーのデバイス単体での直販の予約受付を開始しました。
2019年〜2020年のXperiaを3機種ラインナップ
今回ラインナップされている機種は以下の3モデル。
Xperia 1 II XQ-AT42
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- Xperia 1 II
Xperia 1 IIは今年2020年春モデルとしてドコモなどから発売された5G対応のソニーのフラッグシップスマートフォン。昨年のXperia 1に引き続き4K HDR対応の有機ELディスプレイを搭載し、カメラ機能を強化したモデル。
今回投入されるSIMフリーモデルの型番「XQ-AT42」はデュアルSIM（DSDV）に対応し、2つのSIMカードで同時に待ち受けする事が可能。SIMフリーモデルもおサイフケータイに対応。キャリア版からスペックは底上げされており、RAMが8GB→12GB、ストレージが128GB→256GBにアップ。
カラーバリエーションはキャリアから投入されている従来色の「パープル」「ホワイト」に加え、SIMフリー限定色となる「フロストブラック」もラインナップ。発売日は10月30日で、価格は124,000円+税。
Xperia 1 J9110
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- Xperia 1
Xperia 1は2019年に発売されたフラッグシップスマートフォン。従来の丸みを帯びたフォルムから一変、薄型板状の形状に回帰し、21:9の縦長ディスプレイを採用したモデル。ソニーのXperia 1の力の入れ具合は昨年の発表時のブロガーイベントレポートを見ると分かるかと思います。
今回投入されるSIMフリーモデルXperia 1 (J9110)はデュアルSIM（DSDV）対応、おサイフケータイ非対応、ブラック・パープルの2色がラインナップされ、8月28日発売。価格は79,000円＋税。
Xperia 5 J9260
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- Xperia 5
Xperia 5は2019年に発売されたコンパクトスマートフォン。Xperia 1の性能をほぼそのまま、4Kの有機ELをFullHDに落とし、スーパースローモーションなど一部カメラ機能を省いた小型フラッグシップモデル。今回投入されるSIMフリーモデルXperia 5 J9260はデュアルSIM（DSDV）対応、おサイフケータイ対応、ブラック・グレー・ブルー・レッドの全4色がラインナップされます。
価格は69,000円＋税で、8月28日発売予定。
24回払い分割手数料無料、補償、下取りも利用可能
ソニーは今回直販を開始するにあたって、24回分割払いの手数料の無料化、独自の補償サービス「Xperiaケアプラン」の提供、不要になったスマートフォンの買取サービス「スマホあんしん買取サービス」の提供を行っています。
分割払いの場合、Xperia 1 IIを24回払いで月々5,600円（1回目のみ7,600円）で購入可能。SIMフリーモデルの初期費用の高さというハードルをキャリアモデル同等に下げています。
「Xperiaケアプラン」は月払い500円、年払い5,000円で「故障・水濡れ・全損」に対して「交換」と「修理」が受けられる有償サービス。メーカー保証ではカバーできないトラブル発生時には同等機種と有償で交換（『Xperia １ II』 は10,000 円、『Xperia １』 、『Xperia 5』は7,000円）、また負担金上限5,000円で何度でも修理に出す事が可能。
「スマホあんしん買取サービス」はスマートフォンが手元に届いた後でも利用可能な買取サービスで、査定後のキャンセル時の返却手数料が無料。
今回直販でSIMフリーモデルを単に販売するだけでなく、機種自体キャリアモデルにはないデュアルSIM機能の付加価値を追加しつつおサイフケータイ機能は残し、販売に関しても「分割払い」「補償サービス」「買取サービス」などキャリアでの分割購入や手厚いサービスに慣れたユーザーでもスムーズに乗り換えられる環境を整備するなど、SIMフリースマホユーザーをしっかり本腰を入れて取りに来たソニーの意気込みが感じられます。
Xperia 1 IIのSIMフリー限定色「フロストブラック」も魅力的ですし、SIMフリーユーザーにとってXperiaは有力な選択肢の一つになったのではないのでしょうか。ソニー公式のSIMフリーXperia特集ページは以下のリンクから。
