ソニーがPS2内臓BRAVIAを発売するようです。
・・・PS3じゃなくてPS2です。
一体どのような商品なんでしょうか。
型番は「KDL-22PX300」。
型番を見ても分かるように、サイズは22インチ。
HD規格は720pとのこと。
テレビのスタンド部分にPS2にあたる部分があります。
気になる値段は199ポンド。
・・・どの程度かはわかりません。
他にもBravia Internet Videoに対応しており、YouTube等にアクセスできます。
コントローラーは1つ付属。残念ながらPS2コントローラーで、ワイヤレスではないようです。
HDMIポート、光デジタル出力、ヘッドフォンスロット、USBソケット、イーサネットホール、SCARTのスライス、PC入力、コンポーネントケーブルと、TVとしての基本も踏襲しています。
さて、ここまで基本情報を書いてきましたが、正直な感想を述べると、今更、という感じが拭えませんね。
何故PS3内臓ブラビアではないのでしょうか?
ここでもしPS3内臓ならどんなテレビが出来上がるか考えてみましょう。
もしPS3内臓テレビだったら
PS3にも内蔵されている「cellプロセッサー」。
このcellの特許はIBM、東芝、ソニーの3社が持っています。
実際に東芝はcellを使ったモンスターテレビ「cell REGZA」を発売しています。
これはcellの処理性能を存分に生かし、テレビの限界とも言えるところまで性能を強化したもの。
ここで注目すべきは「中核」をなすもの。
PS3、cell REGZAは双方とも中核にcellを使用することによってかなりの処理性能を達成しています。
ここが重要、というか鍵でしょう。
そう、「BRAVIA」の中核、「PS3」の中核に共通してcellを使用する事で、かなりのモンスターテレビが作成できると自分は予想します。
またUIについても様々な可能性があります。
SCEが発売し、その操作性の良さ、レスポンスの良さから人気を博している「torne」。
これを搭載するもよし、従来通りに「XMB」を基本としたUIにするもよし。どちらにしろcellのお陰で抜きん出たレスポンスを達成できます。
更にDVD再生時にはお馴染みのアップコンバートといいこと尽くめ。
値段は張るでしょうが、ソニーならこのぐらいの事をして欲しかったですね。
殆どが自分の考察的な内容でしたがいかがだったでしょうか。
是非PS3内臓テレビも発売してほしいところです。