先日のWWDC 2024で内容が発表されたiOS 18ですが、先行して端末にベータ版を導入できるiOS 18 Developer Betaが利用可能となっています。
iOS 18は2024年秋に配信予定の最新バージョンのiOS。WWDC 2024でその内容が発表され、アプリアイコンの配置などホーム画面のカスタマイズ性の強化や、コントロールセンターの機能強化などが含まれています。
現在そのiOS 18の開発者向けのベータ版「iOS 18 Developer Beta」が配信開始されており、対応デバイスさえあればインストールが可能。iOSのベータ版は従来年額99ドルの開発者向けプログラム「Apple Developer Program」の登録者に限定して開発者向けのベータが先行して配信、のちに一般向けのパブリックベータの順で配信されていましたが、WWDC 2023のiOS 17よりApple Developer Program無しでも導入が可能になっています。
導入前の注意点
iOS 18 Developer Betaはその名前のとおり開発者向けに提供されているベータ版のため、動作が不安定な可能性があります。そのため、使えなくなると困る普段使いのiPhoneへの導入はおすすめできません。
また、Apple Beta Software Program契約に記載されているとおりベータ版の内容は機密情報にあたります。許可なくスクリーンショットなどをインターネットに共有する事は禁止されているため、導入の際はあくまで個人の範囲で行うよう注意が必要です。
iOS 18 Developer Betaの導入手順
iOS 18 Developer Betaは設定アプリから導入が可能。まず、設定アプリから「一般」を開きます。
続いて、ソフトウェアアップデートを開きます。
ベータアップデートを開きます。
iOS 18 Developer Betaを選択して戻ります。
するとiOS 18 Betaがアップデートとして表示されているので、今すぐアップデートを選択します。後は通常のOSアップデートと同様に進んでインストールされます。
これでiOS 18 Developer Betaのインストール手順は完了です。
実際のベータ版のiOSのスクリーンショットを外部に公開したりする事は禁止されているものの、今回のiOS 18は使用感のアップデートも大きく、ベータ版でそれを先行して触れるのは面白いところ。前に使っていたiPhoneが手元にある方などは有効活用してみても面白いのではないでしょうか。