新型MacBook AirはUSB-Cx2、Touch ID搭載(Touch Barなし!)、Retina搭載のいいとこ取り新モデル!

Appleから新型MacBook Airが発表されました。


本日AppleからMacBook Airの新型モデルが発表されました。従来モデルからはフルモデルチェンジとなる新機種となっており、ハードウェア構成的には旧MacBook Airの直接的な後継機と言うよりかは、12インチMacBookを踏襲したものとなっています。なお、サイズは13.3インチの一種類のみ。

キーボードは従来の厚みのあるMacBook AirのキーボードからAppleが最近のMacBook系モデルに採用している薄型のバタフライキーボード、トラックパッドは大型化した感圧トラックパッドとなっており、現行モデルらしい構成に。更にTouch IDを内蔵しており、指紋認証によるログイン・決済がMacBook Pro同様に可能となっています。

MacBook Proに関しては今までTouch Bar無し&Touch ID無し、あるいはTouch Barあり&Touch IDありの構成しか選べませんでしたが、新型MacBook AirはTouch Barの設定がなく、上段の物理キーボード+指紋認証を両立しています。

端子に関しては左側にUSB-Cを2つ装備。12インチMacBookは1つしかないUSBポートが充電で埋まってしまう弱点がありましたが、新型MacBook Airはその弱点をしっかり克服。しかもUSB-C形状のThunderbolt 3端子となっているため、Thunderbolt 3非対応の12インチMacBookには接続できなかったeGPUなどのThunderbolt 3接続の外部機器に対応しています。

スペックとしてはRetinaディスプレイの解像度が2,560 x 1,600、CPUが1.6GHzデュアルコアIntel Core i5、 ストレージがPCIeベースのSSD(容量のラインナップは128GB/256GB/512GB/1.5TB)、RAMが8GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリでオプションで16GBに変更可能。重量は1.25kg。

カラバリはゴールド・シルバー・スペースグレイの3色展開。価格は税別134,800円から。発売は11月7日となっており、Apple公式サイトで予約可能となっています。

MacBook Proの便利なTouch IDの指紋認証と12インチMacBookの物理キーやスリムさを両立しつつ、12インチMacBookでは不便だった1ポートのUSB-Cを2ポートにし、更にeGPUに対応したThunderbolt 3にするなど、現行MacBookシリーズの他モデルのネガを上手く潰して良いとこ取りしたバランスの取れたモデルに仕上がっています。普段使いのMacBookとしては申し分なさそうですね。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。