OmniusのネットワークBootloaderアンロックを利用し、
Xperia ray SO-03Cのrootを取得する方法を紹介します。
まず、Bootloaderアンロックのために、
Omniusからアンロック権を購入する必要があります。
購入にはクレジットカード、Paypalなどが利用できます。
Android Single Unlock lic.を選択して購入。
15.80 ?で、現在のレートでは日本円で1666円でした。
I want new accountを選択すると、
購入と同時にOmniusのアカウントも作成されます。
なお、SMSによる認証があるので国はJapanを選択し、
頭の0を抜いた携帯電話の番号(090-5555-5555なら9055555555)を入力すると、
SMSにより認証番号が送られてくるので、それを記入します。
10分程度で購入は完了します。
続いて、Omnius for SEをダウンロード、インストールします。
送られてきたIDとパスワードを設定にて入力します。
Xperia ray SO-03C本体はアンロック用のモードを有効化させるため、
背面の金属端子をショートさせます。
SIMスロットの横にある端子カバーを外した部分がtestpointとなっており、
これの右から2つ目の端子をショートさせます。
クリップなどを曲げてSIMスロットとつなげればOK。
Omnius for SEにてPhone typeをXperia rayにし、
Unlockをクリックして作業をすすめます。
1. バッテリー残量が50%以上あることを確認
2. Xperia rayの電源をOFFにする
3. 電池パックを外し、5秒以上待ってから再装着する
4. クリップを押さえてテストポイントをショートさせる
5. 電源ボタンを一瞬押す
6. クリップを外す
7. USBケーブルを接続。ドライバを求められたら、Omnius for SEフォルダの中の/Drivers/USB Flash v2.2.0.5からインストール。
8. 後は自動でBootloaderアンロックが行われる
以上でBootloader unlock完了。
続いてroot化します。
まず、fastbootモードのドライバをダウンロード。
[TUTORIAL] Sony Ericsson Xperia PLAY bootloader unlocking – xda-developers
続いて、電源を落としたXperia rayの音量アップボタンを押しながらUSB接続し、
fastbootモードで接続。ドライバを求められたら先ほどのfastbootドライバを導入。
続いてxdaフォーラムからboot.imgをダウンロード。
[FIRMWARE][4.0.A.2.368][Ray][ST18i][URUSHI] Official Firmware + ROOT solution – xda-developers
コマンドプロンプトにて、
fastboot flash boot (boot.imgのファイルパス)
と入力してEnterを押し、書き込みを行います。
また、boot.imgのファイルパスは、
「右クリック→パスとしてコピー」で取得できます。
また設定から、
アプリケーション設定>提供不明のアプリ
アプリケーション設定>開発>USBデバッグ
にチェックを入れておきます。
最後に、SuperOneClick 1.7でroot化を行います。
[APP]SuperOneClick v2.1.1 (Finally fixed!) – xda-developers
Rootボタンを押すと自動的にroot化が行われ、
再起動すれば完了します。
今回のXperia rayのroot化は非常にハードルが高く、
お金も知識も必要なため、かなり難しい部類のようです。