Amazonが米国時間の1月10日に、Amazonで購入したCDのMP3データが無料で利用できる「AutoRip」の提供を開始しました。
Amazon AutoRipはAmazonのクラウドサービス「Cloud Player」と連携するもので、AmazonにてCD購入時に同時に無料でMP3データがCloud Playerに保存され、視聴・ダウンロードが可能になるというもの。
AutoRipでMP3データが提供されるのは今後購入するCDのみならず、1998年のAmazon Music Storeサービス開始以降に購入した全CDが対象で、今までに購入したユーザーは購入した全てのCDのMP3データを無料で手に入れる事ができます。
当初はアメリカ市場のみでのサービスとなりますが、今年中にもイギリス、フランス、ドイツ、イタリー、スペイン、日本などの国への展開も予定しているとの事。
音楽をデジタルデータ化して鑑賞するのが当たり前になった一方で、CDをコレクションとして購入するという根強いニーズもあり、デジタル版を併せて提供するのは理に適ったサービスと言えます。
同じくAmazonで電子版を提供するサービスと言えば電子書籍ストアのKindle Storeが挙げられますが、Amazonで紙媒体の本を購入した際、電子版も提供してくれると嬉しいですね。
via AmazonのAutoRipサービスを早速試してみた―音楽CDを買うと自動的にクラウド版が提供される(日本にも展開予定)