一口にSIMフリーiPhone 5と言っても、ドコモの回線を再販するMVNO業者やそのプランも充実してきており、運用方法の選択肢が多くあるのが現状です。そこで用途やコスト別に代表的な物をまとめてみました。
SIMフリーiPhone 5レビュー目次
SIMフリーiPhone 5レビュー(1) 同梱品をチェック、国内版との違いは?
SIMフリーiPhone 5レビュー(2) SIMフリー版と国内版の仕様の違い
SIMフリーiPhone 5レビュー(3) ドコモSIMをnano SIM化して利用してみた
SIMフリーiPhone 5レビュー(4) auのSIMカードが使えるか検証してみた
SIMフリーiPhone 5レビュー(5) SoftBankのSIMカードが使えるか検証してみた
SIMフリーiPhone 5レビュー(6) イーモバイルLTEのSIMカードが使えるか検証してみた
SIMフリーiPhone 5レビュー(7) SIMフリーiPhone 5で使う最適なSIMを検証してみた
SIMフリーiPhone 5レビュー(8) docomo.ne.jpアドレスの送受信
手軽に安く済ませるならMVNO
ドコモショップなどで契約手続きをしなくとも、Amazonなどの通販や家電量販店で購入するだけで簡単に開通できるMVNOのSIMは最も手軽な方法です。また速度制限や通信容量制限などが細かく設定されているため、通常のキャリアのパケット定額サービスより安くデータ通信を利用する事ができます。
維持費重視なら月額980円のb-mobileスマートSIM
Amazonで購入できるb-mobile 3G・4GスマートSIMなら、初期費用のSIM代3150円以降、クレジットカード払いで月額980円のパケット定額SIMが利用できます。150kbpsの速度制限があり通話機能もありませんが、月額の維持費最安でSIMフリーiPhone 5を持つ事ができます。また、100MB単位で525円払えば速度制限を解除する事も可能です。
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速度制限無しで使うならPairGB SIM
PairGB SIMは1ヶ月2GBまでの転送量制限が設けられていますが、速度制限が無いので常に快適に通信したい場合はこちらがおすすめです。月額は2,970円となっていますが、SIMカードが2枚同封されているため、iPhone 5だけではなく他の機種でも利用する事ができます。L-04DなどのXi対応ルーターは1万円未満の手頃な価格帯で入手する事ができるため、普段はiPhone 5単体で通信、Xiエリアで高速通信したい場合はルーターを使う、などの使い分けも可能です。
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最も快適に使えるのは本家ドコモSIM
日本通信などのMVNOはドコモから一定の帯域を購入し再販している業者のため、どうしても通信速度が本家ドコモに劣る場合があります。ドコモで直接契約した場合、通常のパケット定額の満額料金を取られてしまうものの、最も快適な通信ができたり、「Xiカケホーダイ」などの通話定額を契約する事で電話としてもフル活用する事ができます。
また、以前ドコモでSIMフリーiPhone+iPadをたった325円で2台持ちする方法、テザリングも可能で紹介したように手間をかければドコモ本家で月額料金を安く抑える事も可能なので、自信のある方はチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
次は、SIMフリーiPhoneでの@docomo.ne.jpアドレスの送受信についてです。