WSJによると、Googleは何人かの社外の人間に向けてテスト版のiPhone用Google Mapsアプリを配布してテストをしているとの事です。
iOS 6のアップデートにより従来のGoogleと提携して提供していたマップアプリがApple独自の物となり、地図の精度の低下や正確でない情報表示、経路検索機能の消滅などの改悪で世間の批判を浴びたのは記憶に新しい事ですが、GoogleがiPhoneのApp Storeへの提供に向けてGoogleマップアプリを提供する準備をしているのは嬉しい事です。
スマートフォン中古市場ではiOS 6にアップデートしているか否かでiPhone 4Sの買取相場が1万円以上変わってしまうなどの現象も見られ、スマートフォンにおける地図の重要性は無視できない物となっています。
週刊ダイヤモンド(2012年11/17号)にも大きく特集され各社のマップ事情について地図データ・経路情報データの提供関係などが詳しく取り上げられており、社会的にも大きな問題になっている地図事情。Googleマップアプリが無事Appleの審査を通過してくれる事を祈るばかりです。