NTT docomoがeビリングの適用対象と割引金額を2013年3月請求(2月利用分)より変更し、1回線ごとに20円の割引とすとること発表しました。機種変更の手数料を新設するなど料金面での改悪で何かと話題のドコモですが、今回のeビリングの変更も人によっては利用料金が若干高くなることが予想されます。
eビリングの割引金額が100円→20円、回線ごとの適用に
ドコモからのお知らせ :「ご利用料金のご案内」の郵送のとりやめおよびeビリング割引の提供条件の見直しについて | お知らせ | NTTドコモ
今回変更となるのは、
1.eビリングの割引金額
100円→20円
2.eビリングの適用対象
1請求ごと→1回線ごと
※2013年3月請求分(2月利用分)より適用開始
これまでは、複数回線をまとめて請求を1本にしていた場合、代表回線のみがeビリングの適用となっていましたが、今後は各回線ごとに割引が行われることになります。
しかし、割引金額が105円から21円へ減額されたことから、複数回線の請求をまとめていなかった場合など、ほとんどのケースで割引額の減少、利用料金の実質値上げにつながることが予想できます。
実質値下げとなるのは、これまで6つ以上の回線をまとめて請求としていた人くらいでしょうか。
高額な月月サポートと学割、eビリングを組み合わせて格安で回線を持てていた人にとっては、100円にも満たない金額ですが、値上げの感覚が大きいと感じられると思います。
さらに、毎月の支払いをクレジットカードにしている利用者を対象に、全員をeビリングに切り替えることも同時に行うとしています。
今回の見直しによって利用料金の実質値上げにつながることとなりましたが、機種変更手数料の新設やeビリングの見直しなど、今後ますますドコモ離れが顕になっていくのではと懸念されます。