ソフトバンク衛星電話に参入、アラブのスラヤ社の衛星設備を利用

非常時の通信手段としてのニーズが高まっていた衛星電話サービスに、ソフトバンクモバイルが初めて参入する事が明らかになりました。


衛星電話は通信衛星と直接通信する事によって、地上の無線インフラに左右される事なく通信でき、災害時に力を発揮するサービスです。今まではNTTドコモ・KDDIはそれぞれが衛星電話サービスを提供していましたが、ソフトバンクとしては今回が初めてのサービス提供となります。

今回ソフトバンクは総務省に申請し、アラブに本社を置くスラヤ社の衛星電話設備を利用してのサービス提供の免許を取得しました。スラヤのサービス提供エリアは、北南米などの一部の国と地域を除く全世界で、日本のエリアカバー率は100%との事。

一般的な携帯電話サービスと比べると料金が高額な衛星電話サービスですが、自然災害の多い日本では緊急時の通信手段としてのニーズが高まっているのではないでしょうか。

なお、サービス開始は2013年2月以降との事です。

プレスリリースはソフトバンクモバイル公式サイトから。

衛星電話サービスの提供について | ソフトバンクモバイル株式会社

次の記事
前の記事
アバター画像

キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。