SIMフリースマートフォンを販売するEXPANSYSにて、BlackBerryのエントリーモデル「BlackBerry Z3」が販売開始されました。
BlackBerry Z3はBlackBerry社がインドネシアのジャカルタに向けて開発した「Jakarta Edition」と呼ばれるエントリーモデルで、BlackBerryの中でもスペックを抑えた低価格なモデルとなっています。
ディスプレイは5インチの540×960の解像度で、プロセッサは1.2GHzのデュアルコアQualcomm MSM8230 Snapdragon 400、RAMは1.5GB、8GBのストレージ、メインカメラは500万画素、インカメラは110万画素、バッテリー容量は2500mAh。microSDスロットを搭載。OSはBlackBerry OS 10で、SIMスロットはmicroSIM、LTEには非対応。OSはBlackBerry 10を搭載しており、変換したAndroidアプリの実行にも対応。
BlackBerry Z3はFoxconnとの提携による初のBlackBerry端末となっており、製造・流通はFoxconnが行っています。
3Gの対応周波数は900/1900/2100MHzとなっており、他のハイエンドBlackBerry端末と違い日本のFOMAプラスエリアには対応しておらず、完全に発展途上国をターゲットにした低価格モデルである事が伺えます。以下はCrackBerry.comによるレビュー動画。
質感は流石BlackBerryといったところで、ローエンドながら以前ドコモから販売されたPRADA Phoneのような雰囲気を醸し出しています。物理QWERTYキーボードを搭載しておらず、BlackBerry 10特有のジェスチャーで操作するようになっています。エントリーモデルながら動きは軽快に見えます。
価格は発売直後ながら27,590円と手が出しやすい価格帯で販売されており、手軽にBlackBerry 10を体験できるモデルとしては面白いかもしれません。