ASUSからZenFoneシリーズの後継モデルとなる「ZenFone 2」がCES 2015にて発表されました。
ZenFone 2はAndroid 5.0に独自のZen UIを搭載した5.5インチスマートフォン。複数のモデルが用意されており、最下位モデルは$199から購入可能で、2月〜3月に各国で販売予定となっています。
カラバリは5色用意されており、CPUはクアッドコアの64-bit Intel Atom Z3560(1.8GHz)もしくはZ3580(2.3GHz)から選択可能で、RAMは2GBもしくは4GB、ストレージは16B/32GB/64GB、ディスプレイはゴリラガラス3で保護された1920×1080の5.5インチのものを搭載し、LTEは下り最大150Mbpsのカテゴリ4に対応。対応バンドは国によって変わるもののスペックシート上はFDD-LTEが1/2/3/4/5/7/8/9/17/18/19/20/28/29、TDD-LTEが38/39/40/41となっており、これを国内キャリアに当てはめるとドコモではBand 1/3/19、auではBand 1/18/41(WiMAX 2+)、SoftBankでは1/3/8/28/41(AXGP)が使える見込み。バッテリーは急速充電に対応した3000mAhのものを搭載し、カメラはメインが1300万画素、インカメラが500万画素。重さは170gとなっています。
日本では格安SIM・格安スマホを謳ってMVNOと連携を主軸に販売されている現行のZenFoneですが、過去に例を見ない4GBのRAMを搭載したモデルを用意する事によって普及モデルからハイエンドまで幅広くカバーしてきました。ただ、RAMこそは4GBと過去最大規模なのに対し画面の解像度がFullHDにとどまってしまったのは少々不釣り合いなのではないかと思います。
LTEのバンドも日本のキャリアとの相性も良さそうなので、発売が楽しみなところ。SoftBank系列のバンドを一通りカバーしている事を考えると、ドコモ網を利用したMVNOだけでなくY!mobileからの発売されても良いのではないかと思います。