OSにAndroidを搭載したガラケー(通称ガラホ)のAQUOS K SHF31の実機を写真と動画で紹介します。
下部にはマルチタスク・テザリングボタンがありますが、ホームボタンは無いあたりがあくまでAndroidベースの「ガラケー」である事を感じさせます。
ハンズオン動画
以前にもSHARPのガラケーライクなAndroid機はauとSoftBankから何台か発売されていましたが、AQUOS K SHF31はOSの根幹にAndroidを採用しつつも、ユーザー体験はガラケーの延長線上にある、それらの機種とは一線を画す全く別の端末と言っても過言ではないのではないかという印象を持ちました。タッチパネルを排除した事で背水の陣を敷いたのか、物理キーで操作する事を前提とした端末として上手い具合に仕上がっています。LTEに対応している点は喜ばしいものの、ガラケーという通話に特化した形状でありながらもVoLTEによる高音質な通話に対応していないのは残念なところ。とはいえガワ・ソフトウェア共に完成度は高めのモデルなので、気になる電池持ちなどの使用感を知るために実際に使ってみたい機種ではあります。Google Playには非対応でアプリのインストールは専用のauスマートパスを経由する仕組みとなっていますが、microUSBでPCと接続してapkファイルからAndroidアプリをインストールする事も可能となっているようなので、中々弄りがいがありそうです。
余談ですが、今月末にはiアプリが豊富だったドコモのガラケーもNTTドコモの「dマーケット アプリストア」もサービスが終了するため、SHARPには行き場の無くなったガラケーユーザー向けにドコモ用モデルも出してほしいものですね。