8インチWindowsタブレットを使うにあたって、ELECOMから発売されているBluetoothキーボードTK-FBP067BKが非常に便利だったので紹介します。
これが今回紹介するキーボード。台形を組み合わせたくさび形のような独特の形状をしており、タブレットをスタンドに立ててそのまま使う事ができるのが魅力となっています。なお、キー配列をiOS用に最適化したTK-FBP067IBKも併売されていますが、今回紹介するのはAndroid/Windowsタブレット用のもの。
キー配列は上記の写真のとおり。標準的な配列で、モバイル用のコンパクトサイズのこの手のキーボードとしてはかなり打ちやすい部類だと感じました。
スタンド部分にはタブレット本体を設置した際に反応するスイッチが搭載されており、これによって先述したスイッチを操作しないでもタブレットを置いた時に自動的に電源がオンになります。細かい気遣いですが、鞄に入れる際に毎回電源を落とす必要が無くなる素晴らしいギミックなのではないでしょうか。
Windowsタブレット・Androidタブレットを電車・バスなどの交通機関、机が用意されない発表会の観客席などで使う際、軽くキーボードで文字入力したくても膝上で使う事ができないのがノートパソコンと比べると不便なところ。そういったケースでも、このキーボードがあれば机が無いシチュエーションでも問題なく一体型ノートパソコンのように文字入力ができるため、文字入力を伴う作業をしたいユーザーであればタブレット型デバイスの機動力が飛躍的にアップします。
以前写真で紹介したインテル、はいってる タブレット2 Si02BFで使ってみたところ、やはりキーボードがあるならマウスを代替するデバイスも欲しいと感じたので、スタンド機能に加えてトラックパッドやトラックボールなどがある製品があればなと思いました。家電量販店などで見渡してもスタンドとポインティングデバイスを両立しているキーボードは見当たらないので、やはりWindowsタブレットを便利に使うアクセサリの市場はまだ発展途上なのではないでしょうか。
とはいえ、このキーボードは個人的にWindowsタブレット・Androidタブレットで文章をいつでもどこでも書きたいのであればマストバイと言っても過言ではない一品。もちろんAndroidスマートフォンなどでも問題なく利用できるので、タブレットでなくともスマートフォンでサクっと文章を書きたいユーザーにもおすすめできます。
本製品の現在の価格はAmazonにて3,690円。かなりお手頃な価格まで落ちてきています。