Logicoolから発売されているコンパクトワイヤレスキーボード「MX KEYS MINI」に、「Mac向け」かつ「日本語配列」のモデルが追加されていたので注文してみました。
MX KEYS MINIは、Logicoolから2021年秋頃に登場したテンキーレスのコンパクトワイヤレスキーボード。独自の「パーフェクト・ストロークキー」と呼ばれる丸く窪んだキーを採用し、キーのどの部分を打っても正確なタイピングができるような構造となっているのが特徴。
3台のデバイスをペアリングして切り替える、Flow機能によるデバイス間のシームレスな行き来、Bluetooth以外に別売のLogi Boltレシーバーによる高速接続、といった最新のLogicool製品の機能も一通り押さえた機種となっています。
2021年秋の発売後、2022年夏には「for Mac」としてキー印字をMac向けに最適化したUS配列のモデルが投入され、日本市場向けのモデルのラインナップとしては以下のようになっていました。
- MX KEYS MINI KX700 日本語配列(グラファイト・ペイルグレイ・ローズ)
- MX KEYS MINI for Mac KX700M US配列(ペイルグレイのみ)
そのため個別に輸入などをしなければ「日本語配列の通常モデル」「US配列のMacモデル」の2択の状態となっていましたが、11月からMac向けモデルに日本語配列モデルが追加されていたようです。
これにより、MX KEYS MINIの日本で購入可能なモデルは「日本語配列」「Mac向けUS配列」「Mac向け日本語配列」の3種類となりました。
通常モデルとMacモデルの印字の違いはこのとおり。Shift、Tab、Backspaceといったキーが文字からグラフィックになっており、スタート、altといったWindows向けの表記が省略されているほか、右下のカタカナひらがなキーがCommandキー、右のCommand/altキーがファンクションキーに差し替えられています。
Amazonでの価格は14,500円と、Apple純正のMagic Keyboardより少しだけ高く、Touch ID付きのMagic Keyboardより安いといったところ。
MX KEYS MINIは個人的にMac用に検討していたキーボードで、特徴的なパーフェクト・ストロークキーの打鍵感も店頭で試打して気に入っていたものの日本語配列が欲しく、今まではMac向けがUS配列のみという点で印字と配列どちらかを妥協するしかないという状況でした。そこで今回Mac向け印字かつ日本語配列のモデルが登場していたので注文してみた次第です。
現在使っているAppleのMagic Keyboardからの乗り換えだとTouch IDが使えなくなるものの、打鍵感の向上やLogi Boltによる接続安定性の改善が期待できるので楽しみです。