ドコモで個人が一つの名義で持てる回線は「音声」「データ」それぞれ5回線ずつとなっていますが、第三の契約形態「フォト」を利用する事で回線を寝かせつつ、音声やデータの契約枠を空ける事ができます。
現在MNP転入によってXperia Z3・Xperia Z3 Comapctを始めとする人気機種が格安で販売されており、以前月々サポートの大きいiPhoneなどの機種の契約をデータ化して格安運用する方法なども紹介しましたが、シェアパックを組んでデータ化していても多くの回線を持っているヘビーユーザーは音声5本・データ5本では不足する、もしくは月々サポートが不足していて維持費が高くなってしまう、といった場合はフォトパネルの契約に契約変更するという、通称「フォト化」と呼ばれている手段があります。
なお、最近ドコモのXperia Z3 Compactなど特定の機種に導入された6ヶ月間の利用を条件に端末代を割り引く「端末購入サポート」という割引を利用してMNP転入で購入した回線についてはフォト化は違約金の発生する条件に引っかかってしまうため、あまりおすすめできません。
フォトプランの料金
フォト化によって発生する維持費は以下のとおり。なお、フォト化で利用する「お便りフォトプラン フラット」はFOMA契約のため、Xiからの契約変更の場合3,000円の事務手数料がかかるので注意が必要です。
プラン | 料金 |
---|---|
お便りフォトプラン フラット | 500 |
お便りフォトサービス | 200 |
ユニバーサルサービス料 | 2 |
消費税 | 56 |
合計 | 758円 |
契約方法
契約形態の変更はドコモショップにて行う事ができます。なお、フォトプランの契約にはフォトパネル本体の持参が必要な場合があるので、事前に購入して用意しておきましょう。最安を狙うのであれば歴代フォトパネルの中ではファーウェイ製のフォトパネル 02が2,000円台と安めですが、フォトプランに変更した場合当然ながら電子写真立てとして回線ごと活用できるので、動画再生などに対応した他の新しい高性能モデルの白ロムを購入して活用するのもおすすめです。
なお、ドコモの新プラン「カケ・ホーダイ&パケあえる」にはPlayStation Vitaやフォトパネル、Gear Sなどで利用可能な「デバイスプラス」という月額500円のプランがありますが、こちらは既存プランからの契約変更には対応していないので、こういった手続きは出来ない形となっています。
フォトパネルを持参し、既存の回線をフォトパネルで利用したいのでフォトプランへの契約変更がしたいとの旨を伝えれば契約変更が可能。ドコモショップの店長権限が必要な手続きとなっているので、大きめのドコモショップで手続きを行った方がスムーズに進むかもしれません。
フォトパネル – Amazon.co.jp