Y!Mobileのアウトレットで購入したBattery WiFiのSIMカードを手持ちのSIMフリーiPhone 6sで利用できるか試してみました。
今回SIMを流用するBattery WiFiはY!mobileオンラインストアにて購入したアウトレット品。月額540円で毎月1GBまで利用可能という特別なプランですが、今回Battery WiFi以外の機種でも利用可能なものか実験してみました。
Battery WiFiのSIMカードはmicro SIMサイズ。iPhone 6sはnano SIMのサイズなので、Amazonなどで販売されているSIMカッターを利用してサイズを変更します。
nano SIMはmicroSIMよりやや薄くなっているため、外周のサイズを切っただけでは機種によっては抜けづらくなる危険があります。そのため、SIMカッターで切った後も実物のnano SIMを参考に紙やすりなどで厚みを減らしてあげるとそういった事故を予防する事ができるのでオススメです。
実際にiPhone 6sで使ってみる
切ったSIMカードをSIMフリーiPhone 6sに挿入してみます。今回はドコモで購入したiPhone 6sをオンラインでSIMロック解除したものですが、ソフトバンク網でも問題なく利用できます。
APNの設定
Battery WiFiのデータ専用SIMカードのAPNは「plus.acs.jp」でユーザー名・パスワードは共に「ym」となっています。iPhoneで利用する際はAPNプロファイルをPCで作成してインストールしますが、Y!mobileからはiPhone 5sが公式に販売されている事から公式のFAQページにてAPNプロファイルが配布されているので、これを利用すれば簡単に設定可能。iPhone 6s本体でWiFi接続してインストールすれば後はモバイル回線でも通信可能になります。
SIMサイズの変更にやや手間がかかるものの、SIMカードが物理的に挿入できてしまえば特に機種の制限なども無くスムーズに利用できる事がわかりました。また、iPhone 5sがY!mobileから公式に発売されていた事でAPN構成プロファイルも公式配信されているのも嬉しいところ。Y!mobileは以前店頭でSIMサイズ変更を申し込んだところ公式には出来ない事が判明しており、自己責任でSIMカッターなどでSIMサイズ変更しなければならないので、その点だけ注意しておけば後は使い勝手の良い回線なのではないでしょうか。
今回自分はメインのiPhoneをiPhone 6sからiPhone SEに乗り換えたため、iPhone 6sは違うキャリアでバックアップとして使いたいという事情があったため月額540円で運用できるソフトバンク回線は非常にニーズに合致してくれて満足です。ただ一点注意が必要なのが、ソフトバンク系のSIMカードであるのにも関わらずソフトバンクのiPhoneとして契約されていないため、テザリングが利用不可という事。他の端末からも接続したければBattery WiFiにSIMカードを戻すか、SIMフリーのAndroidなどで運用したほうが良さそうです。