先日発表されたiPhone 7とiPhone 7 Plusのベンチマーク結果が公開され、搭載RAM容量が明らかになっています。
海外のMacRumorsに掲載されたiPhone 7とiPhone 7 PlusのGeekbenchのベンチマーク結果によると、iPhone 7のMemoryの結果は2000MB、iPhone 7 Plusは2998MBとなっています。昨年のiPhone 6sとiPhone 6s PlusはiPhone 6とiPhone 6 Plusの1GBから足並み揃えて2倍になり、2モデルとも2GBのRAMを搭載していました。今年のモデルはiPhone 7はiPhone 6sから2GB据え置きで、iPhone 7 PlusのみiPhone 6s Plusの2GBから3GBに増量されたようです。
iPhone 7 Plusは広角・望遠2つのカメラを搭載する事で同時にそれらを利用し最大10倍までズームする事ができるほか、被写体の奥行きを判別する事で背景をぼかす事ができる「被写界深度エフェクト」を後日アップデートで提供予定。同時に2つのカメラから写真を取り込むため、より大容量のRAMが必要になったのではないかと推測されます。
RAM容量が大きいiOS端末は、マルチタスクでアプリをバックグラウンドに送って他のアプリを開いてから戻っても画面が維持されたりと、複数のアプリを使う場合特に効果を発揮します。例えばポケモンGOなどのゲームをプレイしている最中にSafariで攻略サイトを見て、再度ゲームに戻った場合でもアプリがローディング画面に戻らずそのぱぱプレイ続行でき、再度Safariに戻った場合でもサイトがリロードされずそのまま見れる、といった形で快適に行き来できる事が期待できます。
iPhone 7とiPhone 7 Plusは本日2016年9月9日の16時1分よりSIMフリー版を販売するApple公式サイト、及びドコモオンラインショップ、auオンラインショップ、ソフトバンクオンラインショップで予約受け付け開始予定。手に収まりやすく価格が安いiPhone 7にするか、デュアルカメラと大容量RAMを搭載したiPhone 7 Plusにするか、悩ましいところです。なお、容量は32GB・128GB・256GBの3種類となっていますが、今回の新色「ジェットブラック」に関しては32GBがなく、128GBか256GBのみ。個人的には、去年まではPlusのみに搭載されていた光学手ブレ補正が4.7インチサイズにようやく搭載されたiPhone 7に揺れています。