Amazonにてスマートフォンアクセサリを販売しているdodocoolブランドから、ケーブル内蔵のモバイルバッテリーをレビュー用に提供して頂いています。
今回レビューするのはdodocoolのモバイルバッテリー。10,000mAhの容量で、ケーブルが内蔵できるのが特徴となっています。パッケージに同梱されているものは上記のとおり。
ケーブルは本体充電用のmicroUSBケーブルのほか本体に内蔵するものが2種類同梱されており、LightningとmicroUSBどちらかを内蔵可能。LightningケーブルはMFi認証済みのため、非正規のケーブルとして使えなくなる心配もありません。
付け根の部分がフルサイズのUSBコネクタとなっており、装着すると側面にケーブルが収まります。
内蔵ケーブルのほかにも上部のUSBポートから別のケーブルで出力も可能。本体の充電はmicroUSBを利用します。出力は内蔵ケーブル用端子が1A、側面のUSB端子からが2.1Aとなっているので、大きな出力を利用したい場合はケーブルを取り外して側面に出ている方の端子から使うのも手です。
残量確認・充電開始用のボタンが側面に搭載され、残量表示インジケーターが本体表面に搭載されています。
容量に関しても10,000mAhと潤沢にあり、ケーブルも内蔵できるため荷物も少なく済み、かつコンパクトに取り回せるサイズ感は非常に利便性の高いモバイルバッテリーだと感じました。逆に気になった点としては内蔵ケーブル用の出力が1Aどまりなところ。むしろ内蔵側を2.1Aにしてくれれば追加ケーブル無しに持ち運ぶバッテリー単体としての完成度が高かったと思うのですが、ケーブルを追加した際の汎用性を考えると妥当とも言えます。また、microUSBとLightningケーブルが両方付属はするものの、同時に装着できないのも惜しいところ。両方の側面に1本ずつ装着できる仕様であれば、複数のデバイスを使う人にとっては荷物が減って嬉しかったと思います。
ケーブル一体型モバイルバッテリーとしては珍しいケーブル着脱ギミックと、容量とサイズ感のバランスの良さを考えると中々良い選択肢ではないでしょうか。価格はAmazonにて3,599円、カラバリは白と黒の2色展開。また2,599円でよりコンパクトな5,000mAh版もラインナップされています。