auで購入した端末は2015年5月以降、SIMロック解除が可能となっています。今回はSIMロック解除の可否、できるようになる日を調べる方法を紹介します。
auのSIMロック解除の可否はMy auのSIMロック解除の可否判定のページから判定可能。IMEIもしくはMEIDを入力するだけで簡単に調べる事ができます。iPhoneのIMEIは設定アプリやiTunesから確認可能。Apple サポートのiPhone、iPad、iPod touch でシリアル番号や IMEI を確認するのページで分かりやすく説明されています。Androidも設定アプリの端末情報から確認可能。
iPhone 8のSIMロック解除解禁日をチェック
早速手元のau版のiPhone 8でチェックしてみます。iPhoneをパソコンのiTunesに接続した状態でデバイスの電話番号の部分をクリックするとIMEI表示に切り替える事ができるので、ここから右クリックしてコピーすると打ち込む手間が省けて楽。
これをSIMロック解除の可否判定のページで貼り付けて判定ボタンをクリック。今回auで発売日の2017年9月22日に購入したiPhone 8は現時点ではSIMロック解除不可。ちょうど101日後の2018年1月1日にSIMロック解除可能になるようです。
追記:SIMロック解除可能な場合
2018年1月1日になったのでSIMロック解除ページを再確認してみたところ、上記のような表記に。SIMロック解除可能な機種が表示されるので、チェックして進みます。
SIMロック解除の理由を聞かれるので回答。今回はドコモで利用するのでその旨を回答。
これでSIMロック解除手続きは完了。iPhone 8の場合、au/au系MVNO以外の別キャリアのSIMカードを入れてアクティベーションのためApple IDを入れればSIMロック解除ができるようになります。
2017年12月1日以降は条件次第で即日SIMロック解除可能
auはSIMロック解除ポリシーを改定予定となっており、2017年12月1日以降の一括購入であれば101日間待たずとも支払い確認時点でSIMロック解除が可能になります。また、前回のSIMロック解除から101日経過していれば分割購入でも同様にSIMロック解除が可能に。残念ながらiPhone X発売日には間に合わないものの、12月以降はSIMロック解除が楽になりそうです。
注意点としては、2017年12月1日以降は解約後100日以内でしかSIMロック解除ができなくなること。うっかりSIMロックのかかったまま解約してしまい、101日経過してしまうと永久にSIMロック解除ができなくなるため注意が必要です。
iPhone 8はそのままMVNOで使うことも可
なお、iPhone 8はVoLTE専用SIMではあるものの、従来のVoLTE専用機のようにMVNOに対するSIMロックはかかっておらず、SIMロック解除せずともUQモバイルやmineoのようなau系MVNOでそのまま使う事が可能。従来はVoLTE非対応機であればSIMロック解除せずにau系MVNOで利用可能、VoLTE対応機はMVNO利用にSIMロック解除が必要、というややこしい状況でしたが、これが解消された形となります。
まとめ
少しややこしいauのSIMロック解除ポリシーですが、まとめると今のところは「購入から101日経過」でSIMロック解除が可能で、12月からは「一括or実績ありで即日SIMロック解除可能」に、「SIMロック解除は解約から100日以内」となります。
個人的にはauで買ったiPhone 8をドコモで使いたいため、SIMロック解除が可能になる2018年1月1日まで契約を維持するか、解約してUQモバイルのSIMで数ヶ月間使うか悩み中です。