本日より順次実施されているTwitterのUser Streams API終了に伴い、引き続きストリーミングが可能なMastodonへ移行するユーザーが増えています。そこで便利になるのが今回紹介する「Mastodon Bridge」です。
Mastodon BridgeはTwitterアカウント・Mastodonアカウントでログインする事でこれら2つのアカウントを同一ユーザーとして紐付け、TwitterでフォローしているユーザーをMastodonでもフォローできるという移行支援ツール。Mastodonは分散型オープンソースSNSのためインスタンス(サーバー)が一つではなく、インスタンスを跨いだフォローは可能なものの、Twitterから様々なインスタンスに分散して移行したフォロワーを手動で見つけるのは手間。Mastodon Bridgeを使えば複数のインスタンスに分散したTwitterのフォロワーを一括で発見する事ができるため、移行の手間が大幅に省けます。
Mastodon Bridgeの使い方
Mastodon Bridgeのページにアクセスし、Twitterアカウント、Mastodonアカウントでログインします。今回は筆者が「mstdn.jp」インスタンスに持っていたアカウントで試してみました。
ログインするとTwitterでフォローしているユーザー一覧を取得し、完了すると一括でフォローするボタンが表示されるほか、一人一人選んでフォローする事も可能となっています。
TwitterからMastodonへの移行ブームは過去に何度かありましたが、今回TwitterがUser Streams APIによるストリーミング機能を打ち切るという大胆なダウングレードを施したインパクトは大きく、今までの中でもかなり大人数のヘビーユーザーがMastodonに顔を出しているようです。これが一時的な盛り上がりか、ストリーミングが不可能になったTwitterから恒久的に引っ越しするユーザーが多数を占めるのか現時点では何とも言えないですが、Twitterから移行を試みているフォロワーが多い方は念の為どちらでも繋がっておくのが良さそうです。