現在愛用しているスマートフォンのXperia 1のフレームに傷がついてしまっていたので、貴金属磨きで綺麗にできるか試してみました。
Xperia 1は光沢感のある金属フレームを採用していますが、綺麗なデザインだけに一箇所目立つ傷がつくと気になってしまうもの。
同じく金属フレームの端末でステンレスのフレームを採用したiPhone X、XS、XS MaxやApple Watchのステンレスモデルなどは、実は小さな引っかき傷やかすり傷などは貴金属磨きを使えば元の光沢感を取り戻す事ができる、というのはケース無し運用ユーザーの間ではよく使われているリフレッシュのテクニック。自分もAppleのステンレス製品に関しては貴金属磨きで小キズを消した事があるのですが、Xperiaも同様に出来ないかと思い、チャレンジしてみました。
こちらがそのXperia 1の傷。即座キャリアの外装交換修理に出すほどの損傷では無いものの、なんとなく気になってしまう程度の傷。いずれ外装に更に大きな傷が付いたらまとめて外装交換でリフレッシュしようとは思いますが、それまでの繋ぎ、という事で今回自力で貴金属磨きで綺麗にしてみる事にしてみました。
今回購入したのはKOYOの金磨きクロス。以前iPhoneのスレンレスフレームを磨いた際はステンレス用のものを買ったのですが、Amazonの「あわせ買い対象商品」で合計2,000円以上の注文をしなければ買えなかったため金用で代用してみました。金用の方がやわらかいので少し時間がかかってしまった感じはしますが、一応使えました。
早速傷周りをひたすら磨きクロスで磨いていきます。Xperia 1のフレームは硬く、少し磨いただけでは目視できないほど効果が無いので、地道な作業です。
30分ほど磨いたところ。凹んで黒ずんでいた所がツルツルになり、かなり目立たなくなってきました。
1時間以上磨くとこんな感じ。磨いた箇所だけ光沢のピカピカになりましたが、磨いていない所と質感に差がでてしまいました。よく見るとXperia 1のフレームは金属の上にぼかしのかかった層が重なっており、金属と二層構造になっていた事が分かります。黒ずみは無くなり凹みも目立たなくはなったものの、元の見た目とまではいきませんでした。残念。
iPhone XSやApple Watchなどのステンレスそのまま削り出しのボディであれば貴金属磨きで問題なく綺麗にできますが、Xperia 1のような金属の上からのコーティングで独特の色味・質感を実現している機種に関しては磨いて元通りにならないなということが今回分かりました。外装交換までの繋ぎで傷を目立たなくさせるという目的は果たせたのですが、やはり元通り綺麗にしたいのであれば素直に外装交換するべきですね。1時間以上磨き続けるのは流石に疲れました。