本日より予約受付が開始されるiPhone 16シリーズ。今年のモデルも購入するモデルを悩みましたが、買う機種が無事決まったので理由を書いていきたいと思います。
この記事の目次
13 mini、14 Pro Max、14 Plus、15など幅広く使った結論
ここ数年間はiPhoneの様々なモデルをメイン機種で使ってきており、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro Max、iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Plus、iPhone 15と大小・標準&Proモデルを交互に試していました。
その中で特筆すべき点としてはProでない標準モデルの魅力を再確認できた事で、特別気に入っていたiPhone 14 Plusは大画面を備えつつも軽くて取り回しやすく、バッテリー持ちも卓越していて、普段使いの利便性は圧倒的に良い機種でした。
その後、標準モデルの使い勝手を改めて再確認するためiPhone 15一台で一年間過ごしてみましたが、14→15の形状変化により持ちやすくなり、USB-C採用で端子周りの利便性が劇的に向上、高画素メインカメラからの切り抜きによる実質的な2倍望遠の搭載で最も使う画角が強化され、非Proの標準モデルの完成度が格段に高まった年だったと感じました。
しかし一方で、標準のiPhone 15の電池持ちは大型モデルに慣れた身からすると非常に不便で、更に結果として一日の間の充電回数が激増。iPhone 14 Plusは2年で10%も劣化しないペースでしたが、過酷なペースで充電を繰り返さざるを得なくなったiPhone 15は1年経たずしてそれ以上の速度でバッテリー性能が劣化してしまいました。
そのためバッテリー以外の使用感は満足度が高かったものの、iPhone 16シリーズでは電池持ちに重点を置いた機種選びをしたいと感じました。
順当に行けば電池持ち30%改善のiPhone 16 Plusが候補
iPhoneの「Plus」モデルはiPhone 14 Plusで非常に気に入って愛用していた実績があり、しかも今回のiPhone 16シリーズはバッテリー容量の増加と効率の改善により30%も電池持ちが改善しているとの事なので、iPhone 14 Plusでも十分過ぎる満足度を誇ったバッテリー持ちが更に飛躍的に進化するのであれば生活の中での充電習慣にも大きく影響するレベルになりそうです。
更にiPhone 15では搭載チップセットの関係で配信されないApple IntelligenceもiPhone 15のA16からA18へと2世代も飛び級する事で対応し、iPhone 15で搭載され大満足していた2倍望遠撮影やUSB-Cなどの要素も備えており、実用品としては申し分無い完成度です。
実際このiPhone 16 Plusを購入する気満々で、Amazonでアクセサリなども全てカートに入れた状態だったのですが、最終決定前に改めて「Pro」モデルも再確認する事にしてみました。
16 Pro Maxは歴代最大の画面、歴代最長の電池持ち
改めてApple公式のiPhone比較ページで比べてみると、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチの歴代最大サイズのディスプレイを搭載しているのは勿論の事、公称値として最長の「最大33時間のビデオ再生」というバッテリー性能を誇っています。過去モデルから伸びているiPhone 16 Plusの「約27時間」という数値をも大きく引き離しており、ここまで大きく差のある数値を出しているのであれば使用感に大きく響いてくるであろうと感じました。
電池持ち目当てでアップグレードするのであれば、ここまで突き抜けているモデルを買えば使い方も変わりそうです。
「カメラコントロール」を活かしたい
iPhone 16シリーズは全てのモデルで側面にカメラ操作を補助するためのカメラコントロールのセンサーが搭載されますが、せっかくであればこの機能を最大限活かせる3眼モデルが今年は良いのではないかと思いました。
iPhone 14 Pro Maxを使った際にも3眼カメラでの撮影の楽しさを書いていましたが、現在でもiPhone 14 Pro Maxは旅などで撮影を補完するカメラ用の機種として使っており、昨年から北海道に引っ越して様々な場所に出掛けるようになり、ちょうど最近その出番が増えてきた所でした。
せっかく広大な大地を旅しながら写真や動画を記録するのであれば、カメラ性能はあるに越した事は無いでしょう(今年の冬こそはシマエナガを撮りたいので、5倍望遠は活躍しそうな気がします)。
どのモデルを買っても2年間の支出は大きく変わらず
色々と機能面でiPhone 16 Plusに対するiPhone 16 Pro Maxのメリットを調べた上で、後者にしても良いかなという意思決定に傾いたのはリセールバリューの点。
2年前に購入したiPhone 14 PlusとiPhone 14 Pro Maxの買取額を調べてみると、購入時の金額と2年後の買取額の差額は2台とも同程度の金額になってくるという点に気付きました。
個人的に気に入ったモデルはとっておきたい派ではあるものの、リセールバリューの高さは中長期を見据えると無視できないポイント。売却前提であればどちらのモデルを買っても支出総額は変わらないと考えると、上位モデルを買うハードルは大きく下がるはずです。
唯一「軽さ」は捨てる事になりつつも、今年は性能重視
ここ数年使ってきたiPhone 14 PlusやiPhone 15は「軽さ」の点で非常に気に入っていたため捨て難い魅力を手放す事にはなるのですが、Proモデルも15 Pro以降軽くなって重量の差は縮まっており、個人的にカメラを使う機会も増えてきたことを考えると、今年は性能を重視しても良い年なのではないかと思いました。
普通に使う分にはiPhone 16 Plusが最適解だとは思ったのですが、今年は卓越したバッテリー性能を体験しつつ、恵まれた環境で存分にカメラ性能を使っていくためにも昨年より手を伸ばしてPro Maxを試してみようと思います。
iPhone 16シリーズの予約受付は本日9月13日の21時から。機種選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。