ロボロビンのiPhone 11 Pro Max用プライバシー保護ガラスを購入して使ってみました。
今回購入したのはロボロビンというメーカーのiPhone 11 Pro Max用プライバシー保護ガラス。価格は2,080円と、覗き見防止機構の分普通のガラス製保護フィルムよりもやや高め。
覗き見防止ガラスは以前からも販売されていますが、概ね縦持ちした場合に左右からの視野角をブロックするというものとなっており、上下の視野角、つまり横持ちした場合の左右の視野角はブロックできないものが多数。一方で今回のロボロビンの製品は縦持ちしても横持ちしても覗き見防止できる全方位対応タイプという事で、気になったので買ってみました。
パッケージはメッセージ性があり「ロボロビン、大切なあなたに、新たな体験を」とのプリントが。Amazonで買える保護ガラスと言うと安いものは中国から送られてきてラベルを貼られただけの無骨なものが多い中、こういったメッセージがあると新鮮さを感じます。
背面にもしっかりメッセージが入っており、不良品対応の場合は連絡すれば対応する旨が記載されています。よく読むと「貼り付け時気泡、ホコリなどが混入した」場合でも返金してくれるとのことで、かなりサポートが手厚いようです。
パッケージは二重構造。ちょっとした高級感があります。
パッケージ内容。ガラスを貼り付ける際の位置合わせツールとマニュアルも入っています。
クリーニングクロス、ウェットシート、ホコリ除去シール、気泡押し出し用のヘラまでしっかり同梱。
こちらが保護ガラス本体。机に置くと真っ黒の板に見えます。
位置合わせツールをiPhone本体に取り付けてガラス本体を貼るとぴったりの位置に合わせられます。貼り付ける前にエアーダスターなどで細かいホコリを念入りに除去すると一発で綺麗に貼り付けられておすすめ。
位置合わせツールを外したところ。端まで覆う全面保護タイプのため、一見何も貼ってないように見えるほど一体感があります。
上部のノッチ部分。近くで見ても一体感がすごいですね。
覗き見防止性能を試す
早速覗き見防止性能をチェックしていきます。ほぼ真上から見ると画面がしっかり見えますね。
この辺りの斜めの角度から既に覗き見防止機能が働いています。
この角度で既に画面はほぼ真っ黒。この状態でも画面はオンです。スリープしているわけではありません。可視域30°との事ですが、これであれば電車で座って使っても隣の席の人には見えないのではないかと思います。
続いて上下視野角もチェックしていきます。
この辺りから見えなくなっていきます。
この角度で既にほぼほぼ見えなくなります。かなり覗き見防止性能の高い保護ガラスです。
デメリット
逆に実際に使ってみたデメリットとしては以下のとおり。
- 画面が暗くなる(最大輝度が下がる)
- 画質に粒感が出る
- 複数人で画面を見るのには向かない
まず一つ気になったのは画面が暗くなる事。普通のSNSやネットサーフィンには画面を設定で明るくすれば全く問題ありませんでしたが、バトロワ系の3D対戦ゲームなど暗い部分の細部まで見るために画面を明るくしてプレイするゲームでは明るさが不足すると感じました。
二つ目は、視野角を制限するギミックが盛り込まれたガラスなため、多少画面に粒感が出て画質が落ちてしまう事。普通に文字を読んだりYouTubeで動画を見たりする分には気になりませんでしたが、スマホでがっつり映画を見る画質重視の方であればあまりおすすめできないかもしれません。
三つ目は、当然ですが視野角が30°に制限されてしまうため複数人で画面を見る用途はやりづらくなってしまう事。これはどんな覗き見防止フィルムでも同じなので仕方ない事ですが、そういった使い方をするのであれば覗き見防止フィルムはやめた方が良さそうです。
逆に、スマホでヘビーなゲームや映画を楽しんだり、よく複数人で同じ画面を見るという使い方をしていないのであればこのガラスの覗き見防止性能の高さは目を見張るものがあり、導入の価値があると思います。LINEでのプライベートなやりとり、会社の資料の確認など、電車やカフェのカウンター席などで隣の人に見られては困るような内容があれば強力なアイテム。
従来品と違い縦持ちでも横持ちでも視野角を制限してくれて死角が少ないため、個人用としてはもちろん、法人であれば情報漏洩防止のために社給携帯や私物スマホのBYOD用に会社が配布しても良いのではないかと思うほどです。
ロボロビンのプライバシー保護ガラスはAmazonにて2,080円で購入可能。iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max用と現行モデルのiPhone全サイズ向けにラインナップされています。購入は以下のリンクから。