NTTドコモ、シャープより、ツインカメラ(2つの800万画素カメラ)での3Dメディア撮影と3D対応液晶での3Dメディア再生の両方に対応したAndroid 2.3スマートフォン”AQUOS PHONE SH-12C“が発表されました。
大画面、高精細な4.2インチのqHD(640×540)液晶を搭載していて、HDMI接続やWi-Fi接続による他シャープ製品とのAV連携機能にも特化しています。
また、ワンセグやオサイフケータイ等のフィーチャーフォン機能も搭載しています。
特徴・性能
画像処理エンジン「ProPix」の搭載により、静止画や動画を美しく記録できるほか、撮影環境に応じて最適な撮影モードに自動で切り替える「シーン自動認識」、フォーカスを合わせた被写体を自動で追尾する「チェイスフォーカス」など、多彩なカメラ機能も3D撮影に対応しています。3D対応の高精細約4.2インチQHD(540×960ドット)液晶を搭載し、映像やゲームなど迫力ある3Dコンテンツも手軽に楽しめます。
さらに、液晶テレビAQUOSの大画面で映像を楽しめるHDMI接続や、Wi-Fi接続による多彩な連携が楽しめる「スマートファミリンク」機能、使うほどに自分らしくカスタマイズされる「TapFlow UI(タップフロー・ユーザーインターフェース)」、パソコンやタブレット端末のネット接続に本機を活用できるテザリング機能など、便利な機能が充実しています。
(シャープ公式サイトより引用)
また、リークされていたパンフレットには、SoCは「MSM8255 1.4GHz」と記載されていたのでGalaxy S 2011 Editionに採用されていたQualcomm MSM8255Tであることが予想できます。第二世代Snapdragonの中では最新のものですね。
(画像掲載元:Google Padさん)
- OS : Android 2.3
- UI : TapFlow UI (003SHに搭載されていたUI)
- サイズ : 高さ 約127mm×幅 約64mm×厚さ 約11.9mm(最厚部 約13.8mm)
- 質量 : 約138グラム
- 3G連続待受時間(静止時[自動]) : 約430時間
- GSM連続待受時間(静止時[自動]) : 約300時間
- 連続通話時間(3G/GSM) : 約280分/約310分
- メインディスプレイ : 約4.2インチ/横 540ドット×縦 960ドット・QHD/NEWモバイルASV液晶/発色数262,144色
- 外部メモリー : microSDHC(最大32GB)
- 外側カメラ機能 : (有効画素数/記録画素数)CMOSカメラ×2(約800万画素/約800万画素)
- 内側カメラ機能 : (有効画素数/記録画素数)CMOSカメラ(約32万画素/約31万画素)
- 色 : BLACK、WHITE
- その他 : 下り最大14Mbps対応、おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線通信対応、3Dメディアの撮影、再生に対応、HDMI出力対応
その他
Xperia acroや今回のAQUOS Phone等、NTTドコモの2011年夏モデル新商品発表会が5月16日を予定しているにも関わらずメーカーが先に発表するというのは、ガラケーやフィーチャーフォン機能搭載スマホによく見られる”キャリア主導“の現状を打破する傾向にあるのではないかと思います。
国内各キャリアのSIMロック解除への対応のことも考えると尚更そう思えます。
ソース
報道発表資料 : 「AQUOS PHONE SH-12C」を開発 | お知らせ | NTTドコモ
株式会社NTTドコモ向け「ドコモ スマートフォン AQUOS PHONE SH-12C」を製品化 | ニュースリリース:シャープ