トラックボールマウス「Digio2」を購入してしばらく実際に使ってみたので、レビューしていきます。
筆者は長らくMagic Trackpad 2をMac用に使っておりマウスは使ってこなかったのですが、最近Windowsを使う機会も増えてきており、MacでもWindowsでも使える快適なマウスを探していたところ、友達のブログのDigio2のレビューを読んでみて良さそうだったので、実際に購入して使ってみました。
個人的に、トラックボールマウスは実は購入するのは今回が初めて。通常のマウスと違い、マウス本体を動かすのではなくボールを転がしてポインターを操作するのが特徴。そのため、手を動かさない分疲れにくい、マウスを移動させるための面積を卓上に確保しなくても良いといったメリットがあります。
Digio2はそんなトラックボールマウスの中でも、「コンパクトなサイズ」「戻る・進むボタン搭載」「おまかせ速度調整機能搭載」といった辺りを売りにした製品。限られたスペースでも快適に使える上に実売価格5,000円未満というコストパフォーマンスを誇る一台です。
Digio2には有線(USB)、無線(専用USBドングル同梱)、Bluetoothの3種類のラインナップがありますが、今回はMacやWindows、iPadOSなどで幅広く使いたいためBluetoothモデルを選んでみました。
電源は乾電池式で、パッケージには2本の単四電池が付属。公称値としては「21ヶ月間電池交換不要」を謳っていますが、長期間使うのであれば充電池の用意がおすすめ。通常のエネループなどでも良いですが、USB充電できる乾電池などを導入しても間接的にUSBケーブルで充電できて面白いかもしれません。
こちらがDigio2本体。右手で持ち、左側の親指で赤いボールを操作してポインターを操作する形になっています。今回購入したのは「ホワイト」というカラーで、その他にもブラック、ピンク、ブルー、レッド、ゴールドと幅広いカラーが用意されていて自分の好きな色が選べるのも魅力。
ホワイトのトラックボールマウスも中々珍しくおしゃれだと思ったので、今回はホワイトを買ってみました。
戻る・進むの物理ボタンが用意されており、Webブラウジングも快適。
ホイールはクリックに対応しており、ホイール下には速度調整の切り替えボタンを搭載。これを押すことでマウスポインターの移動量を600dpi固定、450〜1200dpiおまかせ速度調整の2種類から切り替えができるようになっています。
背面には電池の裏蓋、オン・オフボタン、ペアリングボタンとボール取り出し用の押し出し穴が搭載されています。汚れた際はボールはこの穴から押し出し、掃除が必要となっています。
限られたスペースでマウスを使いたい場合には良コスパの一台
実際使ってみると初めてのトラックボールマウスという事もあり、しょっちゅう「マウス自体を動かしてしまう」といった事がありました。しかし使い込むにつれてそれも無くなり、限られた面積で広くマウスを動かすといった所に心地よさを感じるようになりました。
また、コンパクトなだけでなく全てのボタンが静音なのも特徴。最近増えてきた在宅勤務などで家族との共同スペースで作業する場合、限られたスペースで使える&カチカチ音が周りに聞こえないというのは大きなメリット。音を気にする方にもおすすめの一台です。
手を大きく動かす必要が無いため、一日中デスクワークをして腱鞘炎に悩まされている方にもイチオシ。価格もAmazonにて5,000円未満とお買い得で、費用対効果も良さそうです。
一方、操作の精密性で言えば普段使っているMagic Trackpad 2が非常に精度が高いため、やや動きがざっくりに感じてしまうところも。ただ手の負荷を最小限に抑えたまま大きくポインターを行ったり来たりさせられるのは便利なので、Magic Trackpad 2は腰を据えた精密作業、Digio2は一歩引いてゆったり膝上などに乗せてWebブラウジングに使うといった使い分けをしたところ、しっくりハマるところに落ち着きました。
今回初めてのトラックボールマウスという事で上手く使いこなせるか不安でしたが、本体を動かさずに省スペースで使える点はしっかり魅力が感じられる一台でした。在宅のほか、テーブルの横幅の少ないカフェで作業する際にマウスが必要など、使える面積が限られた状況では威力を発揮しそうなアイテムです。Bluetooth接続対応かつ実売価格5,000円未満はなかなかお得なのではないでしょうか。購入は以下のリンクから。