Xperia(SO-01B)の2.3へのアップデート見送り、理由は強制初期化など

公開:2011.6.22 / 最終更新日:2011.06.22


ソニー・エリクソンにより国際版Xperia X10の2.3へのアップデートが発表されましたが、
ドコモは国内版Xperia(SO-01B)のAndroid 2.3へのアップデートを見送りすることが発表し、
その理由が明らかになりました。

編集部がNTTドコモ広報部に対して、「Xperia X10」に対するAndroid 2.3アップデートを「Xperia(SO-01B)」へ提供しない理由について再度問い合わせてみたところ、見送る理由として以下のような点を挙げています。

・Android 2.3モデルとして今年発表した「Xperia arc(SO-01C)」や「Xperia acro(SO-02C)」のようなパフォーマンスを発揮できない
・バージョンアップの際にユーザーデータを保持できず、必ず本体が初期化されてしまう
・データのバックアップアプリが無くなる
・カメラ撮影時の笑顔認識機能「スマイルシャッター」が無くなる
・現行のAndroid 2.1版で提供している日本語フォント「モトヤフォント」が適用できなくなる

【速報】Xperia(SO-01B)のAndroid 2.3アップデート見送りの理由が明らかに – GIGAZINE

上記のとおり国内ユーザーが快適に利用するためのハードルが高く、
本体が初期化されてしまう件に関してはサポートが難しいため、
現時点での対応は難しいようです。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はAI業界で働くUI/UXデザイナー。英国育ち。東京、湘南の生活を経て北海道へ移住し、理想の住環境を整えつつ乗り物趣味を満喫するべく試行錯誤中。