誕生したばかりの「TACTISM」ブランドの第一弾の製品「ALPHA」をレビュー用に頂いたので紹介していきます。
「TACTISM(タクティズム)」は旧シュピゲンジャパン株式会社がファイブスターエレメンツ株式会社に社名変更して新規にリリースしたブランド。スワットやFBI、グリーンベレーなどのミリタリーギアの設計に15年以上関わっていたプロダクトデザイナーの協力のもと立ち上がったブランドで、その第一弾の製品となるのが、今回紹介するiPhone 12シリーズ用の耐衝撃ケース「ALPHA(アルファ)」です。
背面の迷彩柄のパネル部分は二種類のカラーバリエーションがラインナップされており、黒系の「タクティカルブラック」と緑系の「レコングリーン」があります。今回はよりミリタリー感を強調した「レコングリーン」のサンプルを頂き、ゴールドのiPhone 12 Pro Maxで実際に試してみました。
こちらがTACTISM ALPHAのパッケージ。シンプルな袋ですが、下部に環境保護の取り組みである旨が記載されています。
こちらがケース本体。
ゴールドのiPhone 12 Pro Maxに実際に装着していきます。
ケースの内側。
衝撃を分散する機能性を持ちつつ、中央の六角形の外周形状にもしっかりマッチするスタイリッシュなパターンが刻まれています。
iPhone 12 Pro Maxに装着したところ。
後ろからみたところ。
Appleロゴが覗く窓は六角形。独特でシャープな印象を受けます。
隅にはTACTISMのロゴが入っています。
左側面から見たところ。TACTISMの文字の横にはストラップホールを搭載。
右側面も同様にストラップホールを搭載し、左右どちらでも装着できるようになっています。ストラップホールの意匠も側面のストライプに合わせて斜めにカットされているのも統一感があります。
上部はフラット。
下部。
ボタン部分はボタンの両端で繋がっている部分以外は切り込みになっており、抵抗が少なく押しやすく感じます。
フレーム形状はこだわりを感じる部分で、側面のストライプはグリップ感が強く持ちやすく、斜めに面取りされた前後の縁の外周も同様に持ちやすさに貢献。更にスマホ上辺と下辺の周りは微妙にフレームを盛り上げることで画面を下にして置いた際に接地面に直接ガラスが触れず、中央部分は緩やかに画面に近い高さに降りていくので端からスワイプする操作の妨げにもなりにくくなっており、よく考えられていると感じさせる凝った形状になっていると感じました。
ミリタリーテイストの完成度の高いケース
今回ALPHAを実際に一週間ほど使ってみましたが、TACTISMブランド第一弾の製品ながら非常に高い完成度に到達していると感じました。ミリタリーテイストのケースでありながら、ゴツゴツしすぎず持ちやすさを非常によく考えた形状になっており、毎日使っていて持ちにくいと感じるシーンはありませんでした。
質感に関しては黒いTPUの部分は品質が良く、背面はさらさらとしていて触り心地は良好。フレームもグリップ感のあるパターンが刻まれており、手に持って満足できるものに仕上がっていました。
一方、背面上下に配置されている迷彩柄のパネルの質感はTPU部分と比べると見劣りする印象でした。環境光の白がよく反射する素材なため、プラスチッキーな印象を受けます。TACTISMのミリタリーテイストを象徴する箇所だけに、ここにもう少し高級感のある素材を用いれば全体のイメージは更に良くなると感じました。
総合的に見れば、完成度の高いケースです。ただ背面が肉厚でマグネットも内蔵されていないためiPhone 12シリーズ用のMagSafeアクセサリが使えないのは個人的に残念なので、この肉厚な背面を活かして是非マグネットは内蔵してほしかったところ。六角形の窓とMagSafeマグネットを両立できればかなりスタイリッシュなのではないかと思います。
TACTISM ALPHAは通常価格1,990円のところ、現在発売記念価格で5/3(月)まで1,592円に。Amazonでは5%オフクーポンも併用することが可能で、更に割安で購入可能。ミリタリーテイストで使いやすいiPhone 12シリーズ用ケースを求めている方には良い製品だと思います。
iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro Maxに最適なiPhone 12シリーズ用ケースのおすすめはiPhone 12/12 Proシリーズ用おすすめケースの記事でMagSafe対応、超薄型、耐衝撃、ストラップホールの有無などの目的別にまとめているので是非参考にしてみてください。