日本通信がイオンと提携して店頭販売している、
イオン限定b-mobile SIMを買ってみました。
契約はイオン店舗のケータイショップ窓口。
あまり目立たない感じに受け付けていましたが、
クレジットカード+身分証明書のみで書類記入後10分程度で開通。
SIMのパッケージのみ持ち帰る事ができました。
料金としては事務手数料3150円に、
月額利用料980円の定額、全てクレジットカード決済必須です。
中身はb-mobile SIM U300などの他のb-mobileブランドと同じく、
SIMカードホルダーと設定方法を記載したパッケージになっています。
今回はXperia ray SO-03Cに装着して使用。
APN設定などはSIM設定方法を参考に。
端末によっては音声通話回線が通っていなければネットワークが検出できないので、
データ通信専用のイオン限定b-mobile SIMは相性が悪く、エラーメッセージが表示されました。
通信に支障はありませんが、常時警告マークが通知バーに表示されるのは快く無いですね。
iPhone/iPadでb-mobileのデータ定額SIMを利用する場合も同様に、
電波強度は表示されず、通信のみ可能といった状態になります。
スピードテストをしてみた所、下りが81kbps、上りが362kbpsでした。
上りに関してはドコモSPモードで計測した場合と殆ど変わらず、
100kbpsを大きく通り越して362kbpsという驚きの結果でした。
100kbpsベストエフォートとの表記ですが、
上りを制限していない場合もあるようで、
写真投稿などには重宝するかもしれません。
またb-mobile SIM U300と違い設定無しに画像・テキストを圧縮するプロキシを経由して接続するため、
画像の画質は多少劣化して表示されるようです。
ただTwitterなどテキストベースのサービス利用に関しては、
ドコモインフラだけあってレスポンスが良く、
さほど不快ではないレベルで利用する事ができました。
100kbpsの速度制限付きとは言えども、
ドコモスマートフォンのパケット通信がし放題で、
月額980円はコストパフォーマンスとしては唯一無二のプロダクトでした。