楽天モバイル圏外でも他社回線を使ってRakuten Linkを使った電話発信は可能

先月から楽天モバイル+ドコモのirumoのデュアルSIM構成にして楽天回線の圏外のみドコモ回線を使う設定で運用していますが、インターネット接続さえあれば楽天回線が圏外でもRakuten Linkを使った音声通話ができるそうなので試してみました。


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Rakuten Linkは楽天モバイルの通話・メッセージングアプリ。楽天モバイルの電話番号を使って無料で国内通話でき、楽天回線が無くともインターネット接続さえあれば電話を発信できるのが特徴。

先月から楽天モバイル回線が圏外の場合に備えてドコモ回線のirumoをデュアルSIMで組み合わせる設定でiPhoneを1ヶ月以上運用していますが、もし楽天が圏外の場所で電話を掛けたい場合、irumoのドコモ回線越しにRakuten Linkで電話は掛けられるのか試してみました。

実際に楽天モバイルが圏外のエリアでirumoのドコモ回線でインターネット接続し、Rakuten Linkから電話を発信したところ。結論から言えば楽天圏外でも問題なく電話は掛かりました

今回Rakuten Linkの発信に利用したirumoの500MBプランの回線は通常プランと違い3Mbpsの速度制限があるためか「LTEネットワーク品質:不良」とRakuten Linkのアプリ上では表示されていましたが、音声の乱れなども無く問題なく声が聞こえました。

なお、iOSの場合この方法でRakuten Linkで行えるのは発信のみで、着信は不可(Androidであれば発着信ともに可能なようです)。

楽天圏外でも予備回線があれば楽天の無料通話は活用可能

国内の通話料が無料なのが魅力の楽天モバイルですが、やはり最大のネックがエリア。デュアルSIMでドコモなどの広域な通信回線を組み合わせておけば、楽天の弱点であるエリアの狭さを上手く補いつつ楽天の無料通話も活用できるので、複数回線持ちの方は覚えておいて損は無い仕様だと思います。

Rakuten LinkでデュアルSIM切り替え先回線で通話するとデータ量を消費しますが、先日1ヶ月間irumo+楽天モバイルのデュアルSIMで運用した通信量の内訳を振り返ってみたところ楽天圏外でirumoにフォールバックして消費した分がirumoの500MB中200MB未満だったので、私の使い方であれば楽天圏外でも心置きなくirumoのデータ量を消費してRakuten Link通話をしても問題無さそうです。

なお楽天モバイルは半年分の料金相当のポイントが還元されるキャンペーンを5月末まで実施しているので、大容量の通信や無料の通話をデュアルSIMで組み合わせるには美味しいタイミングです。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。