Mountain Lionの通知センターにGrowlを転送できる「Mountain Growl」

Macの最新OS「OS X Mountain Lion」の新機能である「通知センター」が搭載されるまでは実質デファクトスタンダードであった通知アプリのGrowlですが、Mountain Lionではこの2つの機能は競合してしまいます。そこで「Mountain Growl」というプラグインを使えば、スマートに2つの通知を統合する事ができます。

Mountain GrowlはGrowl用の表示スタイルプラグインで、Growlに導入する事で全てのGrowlへの通知を独立した通知ポップアップではなく通知センターへ転送する事ができ、実際の通知表示は通知センターに任せる事ができます。

App StoreからGrowlを導入済みのMacで以下のリンクからMountain Growlをダウンロードし、「MountainGrowl.growlView」を開く事でプラグインをインストールする事ができます。

Downloads ? stigi/MountainGrowl ? GitHub

続いてGrowlの設定から、「表示」タブを開き、デフォルトのスタイルを「Mountain Growl」に設定。

これで全てのGrowl通知はデフォルトで通知センターに転送されるようになりました。

Mountain Growlの動作している様子。

表示履歴もしっかり通知センターに残るようになっており、見逃した通知も見直す事ができます。

ただ現状の欠点として通知のアイコンはGrowlの物となってしまうため、Twitterなどアイコンで判断する部分が大きい通知はMountain Growlで無理に通知センターに対応させない方が見やすいかもしれません。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。