ソニー本社で電子ペーパー腕時計「FES Watch」スマートリモコン「HUIS」電子ブロック「MESH」を触ってきた

公開:2015.7.8 / 最終更新日:2015.07.08

ソニー本社でこっそりタッチ&トライイベントが開催されていたので、話題の3製品を触ってきました。


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今回開催されたイベントはソニー本社のCreative Loungeで開催され、新規事業創出プログラム「Seeds Acceleration Program」から生まれた3製品・試作品が展示されました。

1. FES Watch

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FES Watchはベルト部分まで電子ペーパーで作られた腕時計。ひっくり返すと時刻が表示されるのは現在の市販スマートウォッチと同様ですが、電子ペーパーを採用しているため省電力。また、ベルト部分まで電子ペーパーで出来ているため、ベルトのデザインも自由に変更できる事が特徴となっています。

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文字盤は普通のスマートウォッチ同様、角度をつけると時刻が表示されます。

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デモでは側面のボタンを押す事で文字盤・ベルトのデザインを変更できました。

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ベルト部分は白くしたり黒くしたり、柄付きにしたりとワンタッチで着せ替えできます。

2. HUIS

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先日自社のクラウドファンディングサイト「First Flight」の開設と同時にクラウドファンディングが開始された電子ペーパー採用スマートリモコン「HUIS」も展示されていました。HUISは電子ペーパーによりリモコンのボタンを変更する事ができ、スワイプで画面切り替えが可能。照明を操作したり、テレビを操作したりといった事が可能で、電子ペーパーを採用しているため画面のボタンが可変ながら電池も長持ちする事も魅力です。デモでは実際に照明や空調を操作する事もできました。

3. MESH

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MESHは複数のブロックを組み合わせる事により、簡単にセンサーなどを駆使したプログラムを作る事のできるセンサー内蔵電子ブロック。加速度センサー、ボタン、LEDなどのブロックがあり、既にFirst Flightで販売が開始されており、タブレット上のアプリで自由にブロックの役割を組み合わせる事ができます。


今回Xperiaやウォークマンなどの普段のSONYの製品とは全く違う製品群が展示されており、非常に刺激的でした。各デバイスの詳細やハンズオン動画などは追って後日公開予定です。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はAI業界で働くUI/UXデザイナー。英国育ち。東京、湘南の生活を経て北海道へ移住し、理想の住環境を整えつつ乗り物趣味を満喫するべく試行錯誤中。