中国移動版「HTC One (E8)」M8St Maldives Blueフォトレビュー

中国の上海現地にてHTCのスマートフォン「HTC One (E8) M8St」のMaldives Blueを入手したので写真で紹介します。


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HTC One (E8)はHTC One (M8)のボディを金属からポリカーボネート製にすることで160gから145gに軽量化したモデル。今回入手したのは「M8St」というモデルで、中国移動(チャイナモバイル)から販売されているシングルSIM版です。発売されたのは7月下旬なので、まだ発売されて間もない機種となっています。

上海現地のショッピングモールの携帯販売店でHTCのE8は無いかと聞いたところM8Stの「Maldives Blue」というあまり見ない青系のカラバリのものを出してもらえたので、交渉して2999元(日本円にすると約49,500円)で購入する事ができました。なお日本と違い端末購入にあたって回線契約は不要で、回線が必要な場合は別途China Mobileの代理店にて開通する必要があります。

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パッケージは国内モデルのHTC J One HTL22などの最近の機種と同じ丸角の通称「弁当箱」パッケージ。今回入手したのはChina Mobile版なので、キャリアが推している4G LTEのロゴが目立っています。

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付属品はACアダプタ、microUSBケーブル、イヤホン、SIMピン。SIMピンはmicroSDスロットとnano SIMスロットに利用するもので、通常のiPhoneシリーズのSIMピンより細いもの。iPhone用のものは太すぎてHTC One (E8)には入らないので、紛失しないように注意。

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金属をプラスチックに変更したモデルと聞いてチープなものを想像していましたが、質感は非常に良く、むしろ国内で販売されているGALAXY S5などよりも高級感があります。

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ボリュームキーは右側に搭載。

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スリープキーは上部中央に搭載されており、M8と違い赤外線ポートはありません。

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カメラは1300万画素のカメラとなっており、M8のような400万画素のUltrapixelデュオカメラではなくなっています。

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背面はマットな質感で、China Mobile版特有の「4G LTE」ロゴが付いています。

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一見SIMスロットと見分けが付きませんが、右側はmicroSDスロットとなっています。

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左側はiPhoneと同じサイズのnano SIMスロット。現地の露店などでSIMカードを入手する場合はSIMカッターの用意があると良いかもしれません。なお、China Mobileの代理店でSIMカードを発行してもらう場合はきちんとnano SIMを出してくれるのでカッターは不要です。

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HTC One (M8)のスペックを落とさないまま軽量化したHTC One (E8)。通信面ではChina Mobileが力を入れているTDD-LTEの対応周波数は2300/2600/1900/2600MHzと広く、日本のWiMAX 2+/SoftBank 4Gの周波数もカバーしています。本日よりEXPANSYSでも販売開始されており、日本からも入手可能。質感も高く、日本では手に入らない機種としてコストパフォーマンス抜群に所有欲を満たしてくれる一台です。

HTC One (E8) – EXPANSYS Japan

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。