Android搭載2つ折り端末「AQUOS K SHF31」ハンズオンレビュー

OSにAndroidを搭載したガラケー(通称ガラホ)のAQUOS K SHF31の実機を写真と動画で紹介します。


AQUOS K SHF31 1

AQUOS KはOSはAndroidベースでありつつも、タッチパネルを搭載せずガラケーライクなUIで送り出された「ガラホ」という位置づけの端末です。

AQUOS K SHF31 2

テンキーを搭載し、テザリング専用のボタンもあります。また、テンキー・十時キー部分はタッチクルーザーEXを搭載し、マウスカーソルによる操作が可能となっています。

AQUOS K SHF31 3

ディスプレイ部分は3.4インチのqHD(960×540)となっており、質感的にはコールドモックのような外観です。

AQUOS K SHF31 4

下部にはマルチタスク・テザリングボタンがありますが、ホームボタンは無いあたりがあくまでAndroidベースの「ガラケー」である事を感じさせます。

AQUOS K SHF31 5

側面はシャッター・ボリュームキーを搭載。

AQUOS K SHF31 6

背面。

AQUOS K SHF31 7

本体裏部分はディンプル加工された質感となっています。

AQUOS K SHF31 8

ディスプレイ裏部分は光沢感のあるストライプ模様。

AQUOS K SHF31 9

卓上ホルダ用の充電端子もあります。

ハンズオン動画


以前にもSHARPのガラケーライクなAndroid機はauとSoftBankから何台か発売されていましたが、AQUOS K SHF31はOSの根幹にAndroidを採用しつつも、ユーザー体験はガラケーの延長線上にある、それらの機種とは一線を画す全く別の端末と言っても過言ではないのではないかという印象を持ちました。タッチパネルを排除した事で背水の陣を敷いたのか、物理キーで操作する事を前提とした端末として上手い具合に仕上がっています。LTEに対応している点は喜ばしいものの、ガラケーという通話に特化した形状でありながらもVoLTEによる高音質な通話に対応していないのは残念なところ。とはいえガワ・ソフトウェア共に完成度は高めのモデルなので、気になる電池持ちなどの使用感を知るために実際に使ってみたい機種ではあります。Google Playには非対応でアプリのインストールは専用のauスマートパスを経由する仕組みとなっていますが、microUSBでPCと接続してapkファイルからAndroidアプリをインストールする事も可能となっているようなので、中々弄りがいがありそうです。

余談ですが、今月末にはiアプリが豊富だったドコモのガラケーもNTTドコモの「dマーケット アプリストア」もサービスが終了するため、SHARPには行き場の無くなったガラケーユーザー向けにドコモ用モデルも出してほしいものですね。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。