ガジェットショット

ASUS ZenPad S 8.0ファーストインプレッション #ASUS_ZEN #ASUS_ZenPad_S_8

kirica

先日のASUSの新製品先行体験イベントでモニターとして頂いたASUS ZenPad S 8.0を初めて触ってみたところのファーストインプレッションを書き残しておきます。

感圧式タッチペン「Z Stylus」が楽しい

zenpad s 80 oekaki 1

今回モニターとして本体と一緒に提供していただいたZ Stylus(開封記事)をLayerPaint Zeroで試してみたところ、問題なく感圧も認識し、楽しくお絵描きできました。4:3の7.9インチディスプレイというのは中々に絶妙で、大きすぎず小さすぎずといったところ。Galaxy Noteシリーズの感圧タッチペンもですが、やはり静電容量式の汎用タッチペンと比べると液晶タブレットのように使えて楽しいです。Z Stylusは乾電池式なので電池が切れた場合は単六の電池が必要になります。

タッチペンで圧をかけると画面がにじむ

せっかく感圧式のタッチペンを使える機種なのにも関わらず、タッチペンで圧をかけると画面がにじみます。画面が壊れるのではないかと心配してしまうため、精神衛生上あまりよろしくない感じがします。もう少しディスプレイに強度を持たせてくれれば安心して使えそうです。

ATOKがスマートフォン用設定で使い辛い

atok for smartphone

ZenPad S 8.0は日本向けにローカライズし、日本語入力システムのATOKをプリインストールしている事を売りにしています。しかし、初期設定ではスマートフォン用の設定となっており、キーボードがAndroidタブレットのプリインストールIMEとしては使い辛い配列になっています。

atok settings

実はATOKにはタブレット用の配列モードが用意されており、ATOKの設定から変更する事ができます。

atok for tablet

こちらがタブレット用の配列。スマートフォンと比べるとエンターキーの位置がPCライクになっており、更に左右分割機能も搭載されています。ASUSもせっかく日本向けにローカライズしています!と主張するのであれば、ATOKをただ入れるだけでなくきちんとタブレット用の設定にしてから出荷してほしいものです。

画面の文字がにじんで汚い

ASUSは画面の文字をくっきり表示するためTru2Lifeテクノロジーを駆使して画面の映像にフィルタをかけていますが、これの影響なのか確証はありませんが、画面上の文字がにじんで見える場合があります。正直汚いです。せっかくの1536×2048の高解像度IPSディスプレイが台無しです。

電源ボタンの作りが悪い

zenpad s 80 power button 1

先日「ZenPad S 8.0の電源ボタンのクリック感が無くても運用でカバーする方法 #ASUS_ZEN」で書いたとおり、電源ボタンの作りが非常に粗悪です。個体によってクリック感があったりなかったりするのですが、多くの個体が同様の状態である事から「仕様」という事らしく、質感の選定・デザインこそは頑張っているものの、近年のコンシューマー向け電子機器としては製造品質が非常に悪い部類です。安かろう悪かろうのASUSのイメージを払拭するにはまだ時間がかかりそうです。

この問題に関してはZenPad S 8.0の電源ボタンのクリック感が無くても運用でカバーする方法 #ASUS_ZENの記事にて対策を公開しているので、参考までに。

ZenPad S 8.0の電源ボタンが陥没していても運用でカバーする方法 #ASUS_ZEN


追記:製品版では電源ボタンの問題は修正されるようです。

Zen Clutchが良い

Zen Clutch 3

Z Stylusに加えてZenPad S 8.0と一緒にモニターとして提供して頂いたZen Clutchですが、これが中々ストレスフリーで良い感じです。開封記事にて写真で紹介したように質感も良く、Z Stylusも収納可能。更にZ Stylusを収納した状態で蓋を裏に回しても干渉する事がなく使えてストレスがたまらない良いアクセサリに仕上がっています。動画鑑賞の際のスタンド機能などがあると思いきや特にそういったギミックは無かったのがやや寂しいところ(立てようと思えば立てられるけどもそういったギミックは搭載されていない)ですが、蓋を開けた際に自動でスリープ解除するという基本的なところはしっかり搭載しており、非常に気持ちよく使えます。オシャレかつ機能的なアクセサリをメーカーが公式に出してくれるのは嬉しい限り。

カーナビとして絶妙なサイズ感

4:3のアスペクト比の7.9インチという事で、カーナビとして使うと快適なサイズ感になっています。実際に使ってみましたが、主張しすぎず小さすぎず、快適なカーナビのサイズ感だと思います。また外装の質感が高い事もあり、格安タブレットを車載する際にありがちなチープな印象も無くカーナビとして車載できるのも魅力です。後は8インチタブレットをスタイリッシュに車載できる車載ホルダーがあれば嬉しいのですが、中々車載アクセサリは当たりの製品に巡り会えず難しいところです。

LTE通信機能が欲しい

これほど気合いの入ったタブレットなのにも関わらず、ZenPad S 8.0はSIMスロットがありません。思わずスロットを探してしまいましたが、本機はWiFi専用モデルのみの販売となるようです。発表でもあったとおりZenPad 8.0はLTE通信機能を搭載し、更に通話機能も搭載しています。低スペックモデルにLTE通信機能があり、高スペックモデルにLTE通信機能がないのは不満です。先述したとおりカーナビとして絶妙なサイズ感を持っており、LTE通信機能さえあれば単体でカーナビ端末として非常に有力なポジションだと思うのですが、残念ながらWiFiルーターやテザリングに頼らなければ今のところは通信が必要なナビアプリは使えない状況です。

先日参加した格安スマホアンバサダーイベントでも月間3.1GBが月額900円で使える楽天モバイルのSIMカードが紹介されていましたが、MVNOが各社出揃い格安でSIMカードを調達できる時代になったので、もはやタブレットにおけるSIMスロット搭載は必須項目なのではないでしょうか。一度SIMスロットを搭載したモデルに慣れてしまうと、WiFiモデルは中々に辛いところがあります。

モーションブラー機能は快適

zenpad motion blur

動画再生の際に発動するモーションブラー機能も中々に効いていて、自動車系の動画をYouTubeで再生したりすると非常に効果が分かりやすいです。スポーツ系の動画などをよくタブレットで鑑賞する用途であればこの機能は迫力があって良い感じです。


中々荒削りな部分があるものの、アクセサリの完成度も高く、更にAndroidの中では数が少ない4:3のアスペクト比ということで、Androidタブレットのいち製品としては面白い一台です。発売日は8月下旬という事でまだもう少し先ですが、発売日までもう少しじっくり触って気付いた事があれば記事にしていきたいと思います。

メニュー
閉じる